小説『つぶやき』
作者: ()

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「君が好きで好きで…」
貴方じゃない誰かに言われた
ぜんぜんうれしくない



だって、好きじゃないもん
貴方以外誰も愛したくないもん


私はずっと思ってた
いつか誰かのところに
貴方が行ってしまうんじゃないかって…


でも、違うって気づいたよ
だってこんなにも
「好きだよ」
って言ってくれる貴方が
ほかの誰かのところに行くわけないじゃん…



ホント、バカみたいだった…



これからは、ちゃんと
話す
すべてのこと…
ひとつ残らず



もちろん
「愛してる」
って言うことも…

-35-
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