小説『ボケ存在証明に於けるツッコミ存在意義の考察』
作者:たまちゃん(たまちゃんの日常サタン事)

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新年会とか歓迎会とか、イベントがあるごとに…







「たま、俺ツッコミ担当だから、コンビ組もうぜ!」



と、ある人から言われますが…







とんでもない地獄に堕ちます!

なぜなら、奴は【暗黒のボケ潰し】



あの理解力のなさ…







例えば。。。



「中学の同級生で、安田ってのがいて、弟がいるんですよ。




安田くん、貯金してたんですけど…その貯金箱ってのが、

底にゴムの栓してあるだけのヤツだったんで、

弟が、金くすねてたんですってwww





で、頭にきたらしく…缶の貯金箱を買ったんです。

でも、暫くしてから、貯金しようとして机の上の貯金箱に

お金いれたら、カタンッ!

って、音するから…持ち上げたら底がくり抜かれてたんですってwww





安田くんも、さすがにキレて…ジャムの瓶のふたの上に、

お金入れる穴を開けて、蓋の周りを蝋で固めて…





「さぁ、これで!中身も見えるし、完璧だ!」





って、感じだったんですけどね…





そしたら、ビンごと持ってかれたんですってwww」








的な話をね、しようとしたんですよ。。。





これはね…






「兄貴が馬鹿なだけだろっ!」






とか。。。






「部屋に、鍵かけろやっ!」








的なツッコミが、正解じゃないですか?





ま、ぶっちゃけ途中でオチは、見えますけどね…


そこをあえて最後まで聞いて…なんでやねん!が、理想なのに…








あんニャロウのツッコミは酷い。。。











「中学の同級生で、安田ってのがいて、弟がいるんですよ。」





「俺には、妹がいるけどね!」





「…今、関係ないよね?」





「妹のパンツかぶっちゃったりしてね!」





「変態かっ?」





「で、やっちゃったりしてね?」





「おい!ヤメロッ!

…まぁ、とにかく安田くん、貯金してたんですけど…

その貯金箱ってのが、

底にゴムの栓してあるだけのヤツだったんで、

弟が、金くすねてたんですってwww


〜 中略 〜


お金いれたら、カタンッ!

って、音するから…持ち上げたら…」





「欧米かっ!」





「何がだよっ?」





「貯金箱かぶっちゃったりしてね!」





「意味解んねぇよっ!」





「で、やっちゃったりしてね?」





「ちょwwwwwぉまwwwww後で、時間空けといて…殺すから!


それでぇ…貯金箱、持ち上げたら底がくり抜かれててぇ〜


安田くんも、さすがにキレてよぅ…

ジャムの瓶のふたあんだろうが、あ゛〜ん?



あの上によう、クソ野郎!

お金入れる穴を開けてさぁ、テメーこのやろ!



蓋の周りを蝋でな、固めてぇ…」





「それじゃ、ビンごと持っていかれるよね?」





「…えっ?

…あっ、うん…

そうだけど…」





「つまんね話!」





















「うわあああああああああ!お前のせいだろがあああああああああ!」











自分が【ボケ】だと気がついていないんですね。







なので、忘年会とかで…




「お前、喋れ!俺、適当にツッコムから」






とか言って、案の定すべって…




周りの女子社員に…




「たまちゃんって、普段おもしろいけど…

忘年会では、サブかったよね〜?」






とか言われた日にゃ。。。

泣きながらシャワー浴びるはめになるのだ!もう、やぁ〜だぁ〜♪







「女子かっ!」







「もういいよっ!」

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