小説『オシリスの天空竜になって魔法少女リリカルなのはの世界に転生しちゃいました』
作者:神夜 晶(のんびりだらだら晶の小説日記)

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『第8話』


あれから数ヶ月経ちました!
今私は砂漠一面の世界に来ています!
此処は何故か落ち着きますね……
少し、お昼寝します……Zzz


「……は……だ……?」


「……ね……を……」


う〜ん……誰ですか〜?
カン!キィン!コン!
誰かが私の頭を叩いていますね
私の眠りを妨げるのは誰ですか?


「グァァァァ……(ふぁぁぁ〜)」


「くっ……竜が起きたぞ!だが、主の為にも負ける訳には行かない!」


「早い所片付けて魔力を貰ってやる!」


「そうだな、主の為にも……」


「早く帰って、はやてちゃんを安心させてあげないと」


「グガァァァァァァァァ(私の眠りを妨げますし魔力を貰うですか?
ふざけないで下さい)!!」


私は怒ったのでアレを撃ちます!
この人達は自分勝手過ぎるので
痛い目に遭ってもらいましょうか


「グォォォォォォォ!(超伝導波サンダーフォー……)!」


「馬鹿でかい魔力……大技を撃つ気か!?」


「くっ……」


「俺でも防げるかどうか微妙な所だな……」


「何とかしないと!」


む……あの女性が持ってるのは魔道書?
何故かは分からないのですが見た事がありますね……
何か訳ありでしょうか? 仕方ありませんね!
私は人間体になります!
カッ!キィィィィィン……


『眩しい!目がぁぁぁぁ!?』


「全く何か理由があるのなら言って下さいよ!」


「竜が人になっただと!?」


「(結構可愛いな)」


「俺と似てる気がする……」


「女の子の竜?」


「私は男です!」


「「「「えぇぇぇぇぇ!?」」」」


「何ですか(ニコッ)?」


「「「「何でもありません」」」」


ムカついたので魔力の玉を手にチラつかせたら黙りました
私は男ですのに……失礼ですね!


「失礼しちゃいますね(ぶー)!」


「「「(可愛い……)」」」


「(惚れたな)」


「それで、何故私を狙ったんですか?
私の、お昼寝の邪魔をしたんです……それ相応の理由じゃなかったら怒りますよ?」


「そうだった、お前の魔力を渡してもらう!
それはすまない……」


「魔力?」


「詳しくは話せないのですが、どうしても魔力が必要なんです」


「その魔道書に入れるんですか?」


「え? 何で分かったんですか?」


「何となくですけど? 貸して下さい」


「え〜っと……」


金髪の女性が仲間の方を見て判断を仰いでますね
怪しまれてるのでしょうか?


「直ぐに怪しい行動に出たら捕まえるぞ?」


「魔力を入れるだけです!」


「シャマル、渡してやれ!」


「はい、落とさないでね?」


「は〜い!じゃあ、入れますね〜」


「「「(素直で可愛い過ぎる!)」」」


結構なページがありますけど……
これ全部に入れるっていうのでしょうか?
それでしたら……半分の333ページ入れときましょうか!


「はい、どうぞ」


「有り難うね? ……こんなにも!?」


「どうした、シャマル?」


「この子が魔力を入れたんだけどね?
333ページ入れてるの……」


「何!?」


「お前、そんなに魔力持ってたのかよ!」


「凄いな……」


「えへへ〜♪」


「「「(っ!? ……ボタボタ)」」」


「それじゃ、私は行くので!でわ、また〜」


私は竜になって宇宙に飛んでいきました
久々に地球に行きましょうか!


「あぁ、次は個人で戦ってみたいものだ」


「……」


「男の子なのに可愛かったわね」


「そうだな……」


残された守護騎士達はリオの事を考えていた
なのは達に新たな恋の敵が現れた瞬間だった……

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