第一話死んじゃたらしょうがないよね! by一斗
ん? ココドコ?てか俺だれ?
う〜〜〜〜〜〜〜んと。
あ!思い出した俺の名前は佐々木一斗。
年は確か28位だったはず。
独身で、恋人は居ない。
・・・・ ・・・
職業は妖怪変化、怪現象の専門家だったはず。
え〜と?どうなんってんだ、ここ?お花畑だよ、一面。
それに、向こうの方にでかい金色の塔。
その横には長い川!
って!これ、完璧あれじゃん!死後の世界ってやつ?
天国と地獄の分岐点みたいな所じゃん!
落ち着け、おちけつ、落ち着け。COOLになれ俺!COOLだ!
そう、俺にとってこんなの日常にも満たん。
こんなのよりひどい目にも遭ってるんだ。大丈夫だ!大丈夫に決まってる!!大丈夫だと言ってくれ!
「あの?大丈夫ですか?」
俺が挙動不審にうめいていると、後ろから声を掛けられた。
「はて?どちら様で?」
俺の知り合いにこんなガキ、居たかな?
「えっと、私は神です♪」
はぁぁぁぁ〜〜〜。トリプルビィフォーアフターに解らない。え?何?髪?紙?
「いえ。ですから神ですって!♪」
うるせぇ!勝手に人の心読むな!
「しょうがないでしょ、勝手に読めるんですから♪」
威張って言うな!ってか読めても表に出すなよ!
「ぐっ!確かに正論デスね♪」
何で其処だけカタカナ!しかもなにげにデスっていってる!
「そうデスね♪」
死ねってか!遠回しに死ねってか!ってかさっきからの音符辞めろ!気持ち悪りぃ
「と言うか。貴方はもう死にましたよ」
「はぁ!!」
思わず声に出た。
Why?What?俺が死んだ?
YAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!
何かの冗談だろ。今まで腹に大穴開けられても。肋骨が五本位折れても。5トントラックに吹き飛ばされても。
ピンピンしてた俺が?死んだ?
有り得ねぇだろ!
「いいえ。貴方は間違いなく死にました」
何でそう言い切れるんだよ!
「だって貴方の事を殺したの私だもの」
はぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
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風紀(神様の名前。ちなみに死神だった)の話によると俺は友達と一緒に言ったデパートでエレベーター事故に巻き込まれ友人共々めちゃくちゃになり死んだらしい。
で?何でそれでお前が俺を殺した事になるんだ?
「私が整理していた書類の中に貴方の生存を証明する物があってね。それを私の弟が勝手に書き換えちゃって。遅いけど、ごめんなさい。」
いや!それ、全然お前悪くないじゃんそれどころか、お前の弟が全面的に悪いじゃん!
連れてこいそいつ、ぶっ飛ばしてやる!
「まだ、小さいの。ちゃんと見ていなかった私も悪いし。」
まぁ、お前が悪いと思うならいいんだけど。
「だから、私が責任を取って。私の初めてを貴方にあg・・・・
だぁぁあぁぁぁぁぁぁ!何でそうなる!女の子がそんなこと言っちゃいけません!例え神様でも!
「でも、これが私達の中のルールで。」
その、ルールを決めたやつ連れてこい、ぶっ飛ばす!
「けど!」
あのね。俺も幼女に手を出そうって程女の子に飢えてる訳じゃ無いからね!
「でも貴方、童貞でしょう。」
グッ!それは関係無いよ。
「でも!」
じゃあ逆に聞くけど何で君は其処まで俺と(自主規制)をしたいんだ? 年上キラーにも程があるぞ。
「私は見た目どうりの年齢じゃないのそれに、・・・
それに?
「いっいや、やっぱりいいわ。(町で仕事している時に何度も見かけている内に引かれていって仕舞いには好きになったなんて言えるわけないじゃないの。)」
何でもないなら良いけど。
そう言えば俺どうなるんだ?
「え?あぁ、貴方は間違って死んじゃったから転生するわ。」
え!転生!これはまぁ、テンプレ的だねぇ。
「悪かったわね!テンプレ的で!」
ちなみに転生しないと、どうなる?
「魂が苦しみながら消失するわ。」
転生さして下さい。いえ、転生さしていただきます。
「じゃあ、この“どの世界へ行くかこのくじ引きに掛かってるマシンで決めてね。」
っと言って五角形の箱を取り出す風紀。棒が三本位出てる。普通のくじ引きじゃん。
「ここから、引いて。」
じゃあ真ん中。
「何々?え〜〜〜と貴方はISの世界へ行くことになったわよ。」
何それ、インケン・ソウチョウの略?
「違うわよ!インフィニット・ストラトスの略!」
何それ?美味しいの?
「知らないの?」
うん!
「まぁ、知らないなら良いわ。この世界に着いたらわかるでしょうし。」
そんなのものかねぇ。
「そんなものよ。それで?覚悟はいい?」
へ?何の?
「転生する、覚悟の事」
モチコース!
ポチッ! ガシャン!
へ?
床が空いてますね。はい。落ちますね。はい。レオンの気持ちが分かります。はい。
「うにょょょょょょょょょょ!」
「あ!私も後でそっちの世界へ行くからね!」
あぁ、はい。さいですかー。
そして、俺の意識はそのままブラックアウト!バイビー!