『第8話』
僕は今何処に居るかと言うと
駒王学園に居ます！
何故居るかというと……
そろそろ本格的に原作に混ざろうと思いまして！
ですので、コカビエル君には悪いけど瞬殺をさせてもらいます
｢フハハハハ！序でだから教えておいてやろう
神と旧四大魔王達は、先の戦争で死んだのだ！｣
｢嘘だ、主が死ぬ訳がない！｣
｢そんな、主がもう居ないなんて……｣
｢アーシア、大丈夫か！？｣
｢今、システムを管理しているのはミカエルだ
何とか作動はしているが長くは持つまい……｣
｢くっ……(非常に不味いわ、戦闘意思が削がれていく)｣
｢俺だけでも、戦争を起こさせてやる！
手始めに、お前達を殺してな！｣
僕の出番だね！
ふふふ、面白くなってきたよ〜♪
シュン！
｢そうだね、確かに前の神は死んだ｣
『！？』
｢だから……僕が来たんだよ？ コカビエル君？｣
｢誰だ、お前は！｣
｢あの子可愛いな……｣
｢イッセー？｣
｢すみません、部長！｣
｢全く！可愛い女の子見たら、すぐこれね……｣
｢僕？ 僕はね〜……“絶対神”神羅命だよ〜｣
｢絶対神だと？ 何を馬鹿な事を、あの存在は御伽話だ｣
｢確かに天界ではそうだね〜
でも、僕が本物の絶対神だよ！｣
｢ならば、その実力を確かめさせてもらうぞ！｣
ブン！
コカビエル君が僕に殴り掛かって来ます
それを僕は紙一重で避けて
お腹にパンチします！
ドゴォ！
｢ゴハッ！｣
｢良く、その程度で戦争を起こす気になれるね｣
｢何……だと！(こいつ、本物の絶対神なのか！？)｣
｢う〜ん、つまらないから終わらせるね……｣
｢何！？｣
僕は瞬間移動をしてコカビエル君の頭上に行きます
そして、踵落としを背中に落とします
｢ガァァァ！？｣
ドォォォォン！
コカビエル君はリアスさん達の目の前に叩きつけられました
これで戦闘不能かな〜？
はぁ……弱すぎる〜
｢弱過ぎるよ……？｣
｢……｣
どうやら気絶したみたいです
僕はリアスさん達の前に下ります
｢貴方が本当に新しい神なの？｣
｢そうだね、新しく来た神は僕で間違いないよ？｣
｢それにしても強いのね｣
｢そうですわね！
あのコカビエルをたった二発で戦闘不能にしたんですもの｣
｢これの何処が強いのかが分からないんだけど……｣
｢貴方が強過ぎるのよ｣
｢本当に、お前が今の神なのか？｣
｢前の神が死んだという事を聞いて来たんだよ〜
まだ、システムというのは使ってないけどね｣
｢そうか……それでも来てくれた事に感謝する｣
｢わ、私も感謝します！｣
｢う〜ん、感謝するとか言われても
この世界の天使にも会ってないし……
数週間前にこっちの世界に来たばかりだし｣
｢数週間前に来たの！？｣
｢うん、僕が貴方達の目の前でレイナーレを救った時に来たんだよ？｣
『え！？』
｢あー……｣
｢ちょっと待って、あの時のは貴方だったの？｣
｢あの姿は力を解放した姿だから
普段はこの姿なの〜｣
｢へぇ〜……｣
｢確かに、レイナーレは間違いを起こした
だからと言って、僕は見殺しには出来ない｣
｢それは……｣
｢分かってるよ？ 僕が甘い考えという事が
でも、失って良い命なんてないんだよ！｣
｢そう、なら何も言わないわ｣
｢部長！？｣
｢イッセー、あの時の事は忘れなさい
どうせ、レイナーレは此処には来ないわ｣
｢うん、アザゼルが連れて来ない限り来れないね
黙って来たら、永久凍結だね｣
｢ね？ だから、イッセーは気にする事なく普通に過ごしなさい｣
｢はい……｣
｢リアス、怪我はなかったかい？｣
｢お兄様！？｣
｢私が呼んだのですわ｣
｢朱乃……｣
｢急いできたけど、もう終わったみたいだね｣
｢はい、この子が終わらせました｣
｢この子が？｣
｢貴方が現四大魔王？｣
｢うん、そうだよ｣
｢初めまして！僕は新しく来た、この世界に来た神です
神羅命と言います｣
｢初めまして、私はサーゼクス・ルシファーだ
君がアザゼルの言っていた、神だね｣
｢あれ？ アザゼルから聞いてたんですか？｣
｢うん、アザゼルとは飲み仲間だからね｣
｢そうなんですか〜
これから宜しくお願いしますね！｣
｢此方こそ、宜しく頼むよ！
それとリアス達を守ってくれて有り難う｣
｢いえいえ、神である僕の役目を果たしただけですから｣
｢そう言ってくれると心が安らぐよ｣
｢魔王様、そろそろ戻られる時間です｣
｢もうかい？ 分かった｣
やっぱり何処からどう見ても咲夜さんだね！
連れて来てみようかな……
｢(じー……)｣
｢私に何か？｣
｢グレイフィアが気に入ったのかい？｣
｢ううん、僕の知り合いに瓜二つと思って見てたの｣
｢ほう、それは是非とも見てみたいね｣
｢見る？ ちょっと連れて来るね〜｣
｢待ちたまえ！行ってしまった……｣
僕は瞬間移動をして幻想郷に行きます
そして、レミリアお姉ちゃんに許可を貰って
少しの間だけ連れて行きます！
シュン！
｢お待たせ〜｣
｢随分と早かったね｣
｢本当に私とそっくりですね｣
｢ええ、私も似た様な人が居て驚きです｣
｢確かにグレイフィアと区別が付かないな｣
｢咲夜お姉ちゃん有り難うね！｣
｢良いのよ、命ちゃんの為なら何処でも行くわ！｣
｢ふふ、有り難うね？ それじゃ、お仕事頑張ってね！｣
｢ええ、偶には此方にも顔出してね？｣
｢は〜い！｣
シュン！
僕は咲夜お姉ちゃんに瞬間移動をして幻想郷に戻しました
そして、サーゼクスさんが帰っていきました
｢コカビエルを回収しに来たんだが……もう終わっていたみたいだな｣
｢君は誰？｣
見てみると羽を生やした若い青年が居ました
あれは天使の羽かな？
｢俺か？ 俺は……白龍皇アルビオンの使い手とでも言っておこうか｣
｢ふ〜ん……｣
｢悪いが、コカビエルは回収させてもらう｣
｢別に良いよ〜 こんなのいらないし｣
｢兵藤一誠、君が早く強くなる事を望むよ｣
｢お前は……｣
『やれやれ、だんまりか白いの？』
『起きていたか、赤いの』
『どうやら戦意が削がれて違うのに興味を持ったみたいだな』
『お互いにな……』
『また会おう、アルビオン』
『あぁ、ドライグ』
あれがオーフィス達の一個下の強さを持つ二天龍ね……
余り強いとは言えないかも？
こうして僕達は不思議な出会いを果たして戦いは終わっていきました