小説『勇者と魔王と仲間の物語』
作者:あきら()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

俺は腰にぶら下がる剣が重くなったように感じた

俺が剣を抜き放つと太陽の光が反射し剣が光っていた

研いだあとが見当たらずこの剣は本物の洋剣になってしまった

試しに振ってみる都腕が痛くなるほどだだが切れ味は相当良さそうであるとにかく剣をしまいほかの4人を見た

りくはレイピアを手に取り元アルミ製の刃を見て驚いた

刃は、アルミではなく違う金属になりとても硬いものだった

マスケット銃もちゃんと打てる実銃になっていた

そしてなによりせいを見ると魔道書にある詠唱魔法を詠唱した瞬間に体が浮かび上がったのだ

あきら「なぁここ絶対に俺たちのいた世界じゃないよな?」

深山「あぁ・・・ちがうな」

せい「私魔法使ってるし・・・」

りく「俺のレイピア本物になってる」

4人がドアを見るドアの向こうは光で見えないがやはり俺たちは異世界に来てしまったのだろう

魔道書によれば体内に魔力を宿したものがドアに近づくと姿を現す異次元へのゲートがこのドアらしい

ということは俺たちの中にはホンの少しだが魔力があるということになる・・・・

厨2病な俺たちははっきり言ってこれほど嬉しいことはない

武器を携帯して魔法を使う今まで妄想していた世界がここでかなおうとしているのだ俺たちはドアから離れ

草原を歩いてみることにした

俺たちが少し歩いたとこにあったのは小さな村だった

あきら「なぁここって本当に異次元なんだな・・・」

深山「みたい・・・だね・・・・」

せい「今私めちゃくちゃ興奮してんだけど!」

りく「おれもだわ」

そうしていると村人がいたので話を聞くことにした

あきら「すいません・・・ちょっといいですか?」

村人「なんだい?」

言葉が全然違うがなぜか通じる・・・

いざ聞こうと思うとなかなか言葉が浮かばない

あきら「俺たちはここの少し先にあるドアをくぐって異世界から来ました」

村人「なに?!あのドアが開いたのか?!!」

あきら「えぇ 僕たちはこの国・・・いやこの世界の情報が欲しいんです」

村人「いいだろうついてきなさい」

この人の顔が険しくなった

その後村人の家でいろいろな説明を受けた

この町の名前や世界のことドアのことに魔法のこと

この世界は科学ではなく魔法が流通した世界らしい

そしてこの世界には獣と呼ばれるモンスターがいるらしい

その獣を狩る者には2つ名が付けられるらしい

そしてこの世界の集団として有名なのはギルドである

この世界には無数のギルドがあり入るもよし作るもよしだ

ギルドは依頼を受けその以来項目をクリアし報酬金をもらうという組織である

以来は様々で獣の討伐依頼だったり迷子の子供探しなどいろいろだ

そしてこの世界には武器屋や防具屋なども存在するらしい

この世界の情報を手に入れたとこで俺たちは一度ドアをくぐり帰ることにした

礼を言って村から出てドアへ近づくと近くから獣が飛び出してきた

俺たちは武器を抜き戦いを挑んだ

獣を切るという感触はとても気持ちのいいものではなかった

俺たちがドアをくぐるとそこはやはり滝のある森だった

俺は池の水を飲もうと手を水につけると手の傷が消えた

この水は聖水だった

俺たちは家に帰り体を休めた

剣は模造刀に戻っていたが試しに魔法を使ってみると

わずかだが飛ぶことができた

こうして俺たちの冒険の膜があけたのだった

-3-
Copyright ©あきら All Rights Reserved 
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える