小説『彼氏とあたし』
作者:美桜()

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〜続・夢の中で…〜
ちょっとかっこいく、続にしてみました←黙

ありがとう。って意味わかんないですよねー。
というこで、ド直球で聞いてみました。

美【ありがとう?どういう意味?
えいぷりーるふーる?】

●´ェ`ノ‥‥… ((([\/] メール送信

絵文字なしで送ったあたしは冷たいのかな…。


君に捧ぐ ただ一つの愛が〜♪

望【だってね、美桜忙しいのにいっぱい夢に出てきてくれたから…。】

もう…あたしには無理だなって思った瞬間でした。
望の気持ちが大きすぎて、潰される…。
夢だけで、ここまで言う人。いますか?

このままじゃつらいだけの恋愛になってしまう…。

ずっと前から、別れなきゃ…。終わりにしなきゃ…。あたしも望もだめになる…。
わかってたんです。
友達に「お前がしてる恋愛はお前が幸せになるための恋愛じゃない」って言われました。
あたしは望に何にもしてあげられてないから。別れられない。
あたしはそういい続けて、何度もあたしを諭してくれるその友達を何度も裏切って…。

「お前がしなきゃいけないことだってわかってるんだろ?」

その友達に何度も言われた言葉です。



クリスマスの時。
ここには書いていませんでしたが、望からは何にもなかったんです。
遊びの誘いも。メールすらなくて。
親友の家へ逃げるように泊まりにいって。

「なにやってるんだ?逃げて、何がしたいんだ?」って、ずっと自分に聞いていました。

幸せになるために望を選んだはずなのに…。
こういう言い方をすると勘違いされますが、望のことは好きだったんですよ。
汚いあたしでも、好きでもない相手となんか付き合いません。
それは信じてください。
好きって感情が消えていくのがわかりました。

もう望のそばにいることはできない。
そのことがよくわかった出来事でした。

-9-
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