小説『俺の人生は《歌声》だった。』
作者:Maifa(アクアマリン)

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ホール中から歓声や拍手が聞こえてくる。
俺はこの瞬間が一番幸せだ。

ちらっと客席を見れば未紗がとても嬉しそうな顔をしていた。

・・・・まだ優勝が決まった訳じゃないんだけどな・・・。


嬉しそうな未紗を見た後、俺達は舞台袖に行った。
いつもなら全員で軽くハイタッチをしてから参加席に戻る。
近くに居た敏矢とハイタッチをしようと手をあげた。


しかし俺が手をあげた瞬間、俺の身体には何故か痛みが走った。


 【バタンッ】


俺の意識は、ここで途切れた。








          
                     ここからだった。                     





            俺の人生が大きく変わってしまったのは・・・・・・・・・。              








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