小説『キミと夕日』
作者:クマすけ()

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キ−ンコーンカーンコーン・・・。


春休みが終わり、今日から2年生だ。

だとゆうのに朝から最悪のスタートだった、家を出た瞬間にチャリと激突・・・。
課題を家の机に置きっぱなし・・・。
しまいには急いだせいで乱れた制服を先生に注意された。



〜教室〜




和也「あ”〜〜〜・・・。」


完全にやる気をなくした俺。

 「かーずやっ!今日から2年なのに元気ねーな、どした?」

そういってハイテンションで話しかけてくるのは『三谷 徹』(ミツヤ トオル)だった。
こいつとは小さい頃からの付き合いで何かと気のきくやつだ。


和也「おー、徹か。じつはカクカクシカジカ・・・。」

徹「うわ〜!朝から災難だな!でも和也、辛いことばかりじゃないぜ!」

和也「ん?どうゆうことだよ?」


「?」になる俺にフッフッフッと笑うい、
そしてバッと顔を上げ窓の外を指差す徹。

徹「見ろ!」

和也「・・・?・・・こ、これは!!」


そこには真新しい制服を着て、登校する新入生たちがいた。
そして可愛らしい女子がいた。


和也「うおーー!やべ、元気でた!(笑)」

徹「なっ?いいこともあるだろ?」

ニシシと笑う徹。

笑いあう俺ら、そこに先生がやってきた


先生「みんなー、席について〜!」


ガタガタと音を立てながら席に着く生徒。

先生「みんなにお知らせがあります!」

先生の言葉にざわめく教室。
徹が「先生!女子?女子!?」と興奮気味だ。

先生「ええ!そうよ!」

男子A「うおおおおお!」
男子B「よっしゃー!」

クラスの男子のボルテージがMAXになった!

騒ぐ男子を先生が注意する。

先生「はいはい、静かにしてね!じゃあ、入ってきて!」


ガラガラッとドアが開く

クラス「・・・・・・!」


入ってきた転校生は黒板に名前を書き出した。

 「父の転勤で今日からこの学校に通う事になりました、東城 しづな(トウジョウ シヅナ)です、よろしく。」


クラス全員が驚いた、なぜなら彼女が・・・すごくキレイだからだ!

長い黒髪、スラッと高い身長、抜群のスタイルとルックス・・・!


徹「・・・・・・・・(。#。)」

徹なんて開いた口がふさがってない(笑)


先生「じゃあ、しづなさんの席は・・・、和也君の隣で!」

和也「えっ?!」


こんなベタな展開があっていいのか?!

スタスタとこっちに向かってくる東城。


そして・・・


しづな「よろしくね、和也くん。」

和也「お、おぅ・・・」


教室がざわめくなか、授業がはじまった。



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