小説『ONEPIECE世界を過去キャラと満喫』
作者:一匹犬()

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42話「チョッパークンカクンカしたいお!あっ間違えた!モフモフしたいお!」


 〜シオリside〜


あ、そーだ。せっかくだし麦わら達見に行くか。

…で、エライ轟音が響く辺りに行くと…



大巨人が大暴れしていた。…たしかオーズ(ゾンビ)だったか。
そいつが麦わらの一味と大乱闘してる。

…しっかしゾロも大概やな。あのパンチを逸らすって…さすが主人公組戦闘メンバー。

「三刀流…百八煩悩鳳!!!」

三つの飛ぶ斬撃が大巨人を強襲するがかわされる。
スピードもあるな…オーズ…間違って倒さない限りあんま影響ないやろし…いっちょやるか!



「こんにゃろ〜踏み潰してやる〜!」

オーズの足が一味を襲うが…俺が奴の足を受け止め、ぶん投げると地面にめりこんだ。

「ぎゃーー!?なんなんだぁーー!?この女ーー!?」

ウソップの大絶叫。

「……!?あなたは…確か…」

ロビンの表情が強張り警戒される。

「!!お・ね・え・さ〜ん!!こんな所で会えるなんて…これはきっと…運命です!」

諸星あ○る化しとるぞサンジ。ギンの事は流石に忘却の彼方か。

「なんだぁ!?このスーパーなオーラ出しまくってる姉ーちゃんはぁ!?」

ボンちゃんと共演させてやりてーな、フランキー

「お嬢さん、パン…」

バキィ

とりあえず骨は黙らせとこ。


「テメェ!なぜここに…」

ゾロが獣みたいな殺気を駄々漏らす。

「コラクソマリモぉ!!何お姉さんに失礼な口叩いてやがるんだぁ!オロすぞ!」

「色情狂は黙ってろ!コイツは…とんでもねぇバケモン…あ!チョッパー近づくんじゃねぇ!」

「だ、誰だ!?」




!!??かわええ!!モフモフしてぇ!生で見たらたまら………プツン…



















チョッパー!チョッパー!チョッパー!チョッパーぁぁうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!

あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!チョッパーチョッパーチョッパーぁううぁわぁああああ!!!

あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん

んはぁっ!チョッパーたんの体中をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!

間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!

17巻のチョッパーたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!

66巻発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!

ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…

チ ョ ッ パ ー は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!

そんなぁああああああ!!いやぁそんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!

この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のチョッパーが俺を見てる?

表紙絵のチョッパーが俺を見てるぞ!

アニメのチョッパーが俺に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!

いやっほぉおおおおおおお!!!俺にはチョッパーがいる!!やったよたえちゃん!!ひとりでできるもん!!!

ああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!

ううっうぅうう!!俺の想いよチョッパーへ届け!!グランドラインのチョッパーへ届けぇぇぇぇ!!!!

















…ハッ!?俺は一体…幻聴を聞いていたのか…?そもそも今はここが現実だ…チョッパーはモフモフし放題なんだ!


「うわ〜!?なんだよ!?離せよ〜!!」

チョッパーをハグハグ
…たまらん…ぬこ好きの俺としてはめっちゃ癒される〜

「ごるあっ!!チョッパァァァー!おれと代わりやがれぇぇぇぇぇ!!」

サンジが血の涙を流してるようだがどうでもよくなってきた…


「…傾国のシオリ…なぜアナタが?…ゲッコー・モリアと繋がりがあるのかしら?」

ロビンのスルースキルハンパねぇな…

「いや〜逆だよ。始末しに来たんだが止められてな。で、ちょっと暇つぶしにオーズと戦ってみよーかなと…」

「何今日のごはんの買い物に来ましたー的なノリで言ってんだあぁ〜〜!!」

「止められた?…誰にだ?」

刀を突きつけんなって。

「そりゃ内緒。ま、ナミちゃんにも言ったが後々分かるさ。
ところでチョッパーよ、毎日わたあめあげっからウチにこねぇ?」

「え!?わっわたあめ!?……ってダメだぁ〜〜!おれはみんなと離れたくない〜!」

「迷うな!!テメェ…堂々とおれらの前で引き抜きとはやってくれるな…」

「お嬢」バギィ!

だから骨は黙ってろ

「申し訳ありませんが非常食は取らないでください。レディ。」

「ぎゃーー!?サンジおれ何か悪い事したのかー!?」

サンジ流の照れだよ。

チョッパーを十分に堪能し、仕方なく放す。

「うわ〜ん!ロビ〜ン!」

ロビンに抱き着くチョッパー。くそ…ペットの特典を最大限に生かしやがって…もっとモフモフすんぞ!


「なんだ〜おまえは〜」

お、オーズが復活したか。しゃべりは相変わらずノロいが動きは早い。
オーズの蹴りがボーッとしてた俺に直撃する。

「うわぁ〜〜!?お姉さん〜!?」

「!…いや…まるで効いてねぇ…」

「『何も乗せてない』攻撃じゃ効かねぇよ。せめて今の5倍ぐらいのタッパはねぇと…ダメージくらわんぜ。」

「5倍……バケモンにも程があるだろ…」

「ギャア〜〜!?ゾロ君!あの女は何者かね!?危険人物と見たぁぁぁ!」

うるさいなウソップ。

「お前だってツッコミと鼻の長さは世界最強レベルだろうが!ハナップ君よぉ!」

「やかましいわ!誰がハナップじゃああ!だいたいなんだそのイヤな称号はぁ!?」

「ツッコミ早!やっぱ叶わねぇ…あ、あとネガティブさも世界一だった…」

強さは抜きにして歴史に名を残す可能性あんぞウソッ鼻は。
…まぁ漫才はここまでにしとくか。

イライラしてたオーズが怒ってこっちに来た。

「うがー!!ゴ〜ムゴ〜ムの〜ガトリング〜!!」

拳の連打が来るがやっぱ効かない。覇気乗せたらエライ事にはなるんだろうけど…思ったより弱いな。
全弾片手で受け止め…

「十六連射!」

某名人の連射テクニックを参考にした超速の拳の連打がオーズを宙に浮かす。

「「「!!??」」」

「ウォーター…ビッグマグナム!!」

特大のウォーターマグナムを作り出す。

フリーザ様がくらった元気玉みたいな大きさになってビックリ。
拡散してるから見た目ほど威力はないけど。

「死にさらせ!」

「ぐっ…へっ〜〜!?」

ズドォン!!
と地面に叩きつけられる所に…

「あーたたたたた(ry… おわったぁ!!」
某北斗百烈拳を叩きこむ。

さらに地面にめりこみ動けなくなった…やりすぎた!…ので引っ張りあげる。

「思ったより弱かったんで…飽きた。やるよ。」

色々やりすぎたかもしれんが…あんま問題ねーだろ。



「「「…………」」」



呆然としてる気がするがスルーだ。

で、身を隠す。










その後、戦いは続き、ルフィが最終的にモリアを倒し朝が訪れた。

…この後は確か…スケベ野郎とホグバッグ…ホグバック?がモリア連れて脱出するんだよな………よし。








「モリア様はここでひっくり返ってる場合じゃねぇんだよ!」

…いた。2人とまだ気絶してるモリアが乗った脱出船に乱入する。

「うわっ!?なんだ!?………美人だ!嫁になってくれ!」

「アホかアブサロム!ふざけてんじゃねぇ!怪しさ全開じゃねぇか!」

と短足がつっこむ。

「うるせぇ、とりあえず整形してこい。」

「……………」

フォクシーばりに落ち込むスケベ野郎。

「なんなんだテメェは!?」

「ちょっとそこの百貫デブニートに用がある…」

「!!??」
















よし、これでモリアは頂上戦争にゃ出られんだろ。
殺すとくまが飛んできそうだから出来んかったが。

さて、最後に…ペローナ起こすか。

「おい、起きろ。」

「…………ハッ!?な、なんだここは!私は一体…」

「モリアが麦わらのルフィにやられたぜ。
かなりの重傷だし…多分七武海の称号も剥奪だろーな。」

「そ、そんな…(う〜ん、ま、いいか。どーせ遊び半分だったし…けどコイツは誰だ?)」

「お前がモリアに従ってたのはなんでだ?
趣味が合うのか、強者(笑)だからか、それともなんとなくか。」

「う〜ん…今言った全部とも言えるけど…要は楽しめたらいいんだ、私は!ホロホロホロ〜」

「なら、俺んトコ来ねぇか?…退屈はしねーぜ?」

「う〜ん…ホントか?」

「あぁ…ホントだ。」

「分かった。ま、私は気楽にやらせてもらうよ。」

「よく言った。これからよろしく頼む。」

















モンキー・D・ルフィside〜


「ローラ達…元気でね…」

「嵐来ないか心配だぞおれは!ナミが金やるなんぶっ!!?」

ナミにゲンコツくらった!

「いてぇな!?…だってよぉ、金っていったらナミじゃんか!」

また殴られた。




「ホント…あそこでもう一人の七武海が出てきた時はもうダメかと思ったわ。」

?なんだっけ?

「くまみたいなやつだっけ?何しに来たんだ〜ソイツ。」

「えっ!?うぅん、たいした用事じゃなかったわ。あの島の掃除をしにきたの。」

「そういやあそこだけなんもなくてスッキリしてたな。」

「………んな事より…ナミ。本当か?あのくま野郎がアマクサと決闘してたってのは。」

なんかまだよろよろしてんな〜まだ腹減ってんのか?

「えぇ…変な衝撃波やあのとんでもない規模の衝撃波を受けても平然としてたわ…ってそれよりもその後にオーズとも戦ってたなんて…」

ん?シオリって奴強ぇのか?

「ルフィの…ナイトメア…だっけか?あの姿…あれぐれぇの強さだったぞ。素で。」

「すげえな!会ってみてぇな〜!」

「なにドキドキワクワクしてんだぁぁぁぁぁ!?あんなバケモン二度と見たくねぇ〜〜!!」

「テメェ…シオリさんに褒めてもらってたじゃねぇか!?なんでおれには何も…」

「バカにされてたに決まってんだろぉぉ〜!なんだツッコミ&鼻の長さNo.1て!」

「「「(事実じゃねぇか…)」」」

「チョッパーは災難だったわね。」

「危ない目でなんか言われて匂いかがれた〜」

「ぬいぐるみとか好きなのかしら?あの娘。チョッパーにものすごく執着してたし…勧誘した時は焦ったわ。」

…んな!?おれの仲間を誘うなよ!!

…ん?あれ?

「あり?会ってねぇのおれだけか?」

なんかずりぃぞ。

「ヨホホホホホ〜パンツ見せてくださいって言い終わる前に殴られました〜」

そういやパンツ見て何がおもしれぇんだろ?
やっぱブルックって変だよな〜おもしれぇ!

「脱線しすぎだ。…今分かってんのは…オーズ並のパワーを持ち、なぜか触れねぇはずのクロコダイルやエネルをも圧倒する実力…
さらに配下にクロ、クリーク、ギン、アーロン、ダブルフィンガー、ボン・クレーがいるって事だ…全部おれらが倒してきた奴ばかり…
しかもクリークを見た感じじゃアマクサにかなり心酔してる。
ナミの話じゃ電撃も全く効かず、本人は水を操る……十中八九能力者だな。いくらなんでも得体が知れなさすぎる…」

へ〜〜あいつらとまた会うこともあんのか〜そりゃ楽しみだ〜




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