6話「ルフィって時々かっこいい事言うよな」
※今話の前半は原作ダイジェストですので注意
〜シオリside〜
ゾロが斬られ海に落ちる。あわててヨサクとジョニーが助けに行く。…どっちがどっちだっけ?
助け出されたがグッタリしているゾロに向かい
「我が名はジュラキュール・ミホーク!」
原作通りのセリフが続いた。すると…
「…ルフィ…聞こえるか?おれが世界一の剣豪くらいにならねぇとお前が困るんだよなぁ…
おれはもう負けねぇから!!あいつに勝って大剣豪になる日まで絶対にもうおれは負けねぇっ!!
文句あるか海賊王っっ!!」
刀を天に掲げながら号泣しながら絶叫するゾロ…やべ鳥肌たったわ…しっかしあの傷でよく生きてるなぁ…くまのアレにも耐えとったしルフィ以上におかしいって!あいつの体。
「ししし!ないっ!」
死にかけの仲間に対し笑顔のルフィ……たいした奴だ…
「フ…今日は楽しめた。帰るとしよう。」
ゾロのセリフに聞き入りしすぎていた俺は気付かなかったがミホークが俺のいる方向を一瞬見た。
こっから〜ダイジェストォ!
この後ヨサク達がゾロと共に、消えたナミを追ったり、ルフィがゼフとの取引を成立させた。
そこになだれ込むクリークの手下共だがロケットと大鎌で一掃。バラティエ側もえらくファンシーなデザインの海戦兵器サバガシラ一号で応戦するがクリークに吹っ飛ばされる。
あわや店に衝突かと思われた時サンジが現れ蹴り落とした。
パティとメガネ(カルネ)が目立った活躍をするが鉄壁のパールとかいう恥ずかしい格好の自称タテ男で伊達男のパールとやらにやられる。そこにサンジが駆けつけ必殺の蹴りをパールの顔面にぶちかましたが…
ギンがゼフを人質にし、サンジに戦いを止め店を見捨てるよう懇願する。
…ここら辺はどうでもいいな…早くルフィVSクリークにならんかな〜と思っていたら
「おれだって死ぬくらいの事しねぇとっ…クソジジイに恩返しできねぇんだよ!!」
おお…出た名セリフ。しかしルフィがゴムゴムの斧で店の一部をぶっ壊した。さらにサンジの胸倉をつかみ
「死ぬことは恩返しじゃねぇぞっ!!」
「そんなつもりで助けてくれたんじゃねぇっ!生かしてもらって死ぬなんて弱ぇ奴のやることだっ!!」
…時々ルフィはかっこいい事言うよなぁ…普段考えなしなのに。とその時!
「………」
いきなり味方のパールを沈めるギン
「総隊長ぉぉっっ!?」
慌てる手下達
「…やっぱりアンタはおれの手で葬るよ…」
殺気を放つギン。
…やっとギンが戦うな…楽しく……あっっ!ミホークの事忘れてたぁっ!?
あわてて見聞色の覇気を放つ………これか。どんどん遠ざかっとる…
…これから良い所なのによ…しゃあねぇか…
急いで俺は海に飛び込んだ。
〜シオリsideout〜
「………」
ゆるやかに海を進む小舟の中、ミホークは昼寝をしているようだ。
「………!」
何かの気配を感じ起き上がる。
ザパァァンッッ
視界の端で何かが飛び出した。
「…海王類か…街のある島は遠く、携帯食も十分とはいえん……狩るか」
何故か声に出す
そして正体不明の海王類を追跡し始めた…
〜クロside〜
お嬢様の指令を受け、船で待機していると小さな船が現れた。双眼鏡でクリーク海賊団の旗と本人たちを確認。
…ボロボロだな…本当に麦わらが勝ったのか……奴はどこまで強くなるというのだ?
…おれでは追いつけないのか?毎日想像を絶する訓練を積んでいるが麦わらとの距離が遠のいていっている気がする
……いや疑うまい。お嬢様はおそらく麦わら達より遥かに強い。訓練に耐えきればいつかは…
っと…いかんな。指令通りにやらんと。
こちらの大砲をクリーク達に向けて放つ。もちろん当てはしない。
挑発に乗ってくれれば良い……む、問題なく着いてきたな。
後は目的地に着いたら連絡か。