小説『ONEPIECE世界を過去キャラと満喫』
作者:一匹犬()

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69話「魚人島の乱〜シャボンディIN麦わらプラス傾世一味(中編)〜」



〜麦わらの一味大頭モンキー・D・ルフィside〜


くそったれぇ〜!あんの野郎どんなトリックを使ってんだ!
全身に寒気が走りやがったぜ!あのマント小僧めぇっ!
やっと動ける様になったし…これから探し出してブッ殺してやる!!
おう…ちょうど仲間共も来たな…ん?なんだぁこのタヌキは!?なんか人の言葉しゃべってる様な…い、いや…気のせいだな…まだ頭がクラクラするし…

とにかく手下にしたヤツらを使ってマント小僧や他の二人を見つけてやる!

「102人の海賊達を46番グローブに集めろ!ヤツらを見つけだしこの麦わらのルフィに盾突いた事を後悔させてやれっっ!!」







………ヘッヘッヘッ…こうして眺めて見るとめちゃくちゃ壮観だなぁ…懸賞金9200万『深手のアルビオン』、8800万の『リップ・サービス・ドウティ』…
それに…あの超新星『濡れ髪のカリブー』、『返り血のコリブー』兄弟…
ヘッヘッヘッ…コイツらを使えりゃおれ様も一躍名を上げれるぜ!

「ハッハハハ!賑やかっすね〜」

「…くだらん…早く済ませたいのだがな…」

「そりゃ奥さんであるリーダーと娘さんに会いたいのは分かりますけど〜」

「……籍は入れていない…ただでさえバサラに何度も殺されそうになるのがうっとおしいのに、そんな事をすれば殺し合いになる。」

「あー…あの人は…めっちゃおっかないすからねぇ〜あのバケモンみたいなゾオンは有り得ないっすわ〜
……有り得ないっつったらやっぱギンさんっすかね?」

「………ヤツには度肝を抜かされた…まさかあんな……になるとはな…アマクサも驚愕していたな…」

「…自分の…いや、まぁ家庭の事なんで口挟めないっすけど…」


んん!?あの右目上と左目下の傷の金髪の大男とシルクハットのやさ男は誰だ!?見覚えがねぇな…誰かの部下かぁ?…ま、いいさ…さて「ケヒヒヒ〜♪」
!?カリブーの野郎…海兵を…全く面倒なヤツだ…しかし2億の超大物は手放せねぇからな…仕方ねぇ……さていい加減話進めるか。


おれの演説でやる気になる手駒共。さらに愚か者共を連れてくる様命令を出した…んだが仲間がマント小僧を連れてきやがったぜ。

「フン…相変わらず間抜けな顔だ…」

「おれはあんまり面識ないっすけど…」

だから何の話してんだあの二人…ま、手間が省けたぜ。さあ、ぶっ殺「そこまでだ!海賊共!!」

げぇ!?海軍!?しかもカリブーが暴走しやがった!まさかこんな所で乱戦になっちまうとは!

「うわぁ〜!?パシフィスタだぁ!?」

はあ!?パシフィスタって…たしか2年前の戦争に投入されたっていう人間兵器かぁ!?

「海賊『麦わらのルフィ』確認…」

げっ!?狙われた!?ってうわぁぁ〜8800万のドウティがやられたぁ!?
やべぇ!こんな化け物共なんかとやってられるか!早く逃げ…!?

「誰だテメェ!さっさとどきやがれ!」

「…?何でおめーが『麦わら』と呼ばれてんだ?」

なんなんだ?このヘンテコな格好のとっちゃん坊やは!
…ったくさっさと脅して逃げるか!

「おいテメェ!おれが誰だか分かってんのか!殺されたくなかったら消えうせろ!おれは革命家ドラゴンの息子で!英雄ガープの孫で!懸賞金4「『麦わら』はおめぇみたいなゴミクズじゃねぇよ!!」

ドガァァン!!

…!?なっ…なんなんだ…一体…何…………………………












〜麦わらのルフィside〜


いや〜2年ってすげぇな〜あのゾロとサンジが仲良くなってるなんて何があったんだぁ?

「ところでよ〜お前らどこに行くんだ〜?サニー号んトコか?」

…?そういやおれとはあんま話してくんねぇな〜照れてんのか?
…ってありゃ?さっきのヤツかぁ?…よく見たら…おれそっくりじゃねぇか!ビビった〜
そういやさっきナミとフランキーあとなんでかそげキングもいたよーな…
いや、気のせいだよな。アイツらならおれの変装に気づいてくれるはずだし。

「ソイツだ!こっちへ連れてこい!」

ん?さっきからまわりがうるさいな〜?おれにそっくりなヤツがなんか言ってるけどなんなんだよ〜
……あっ!海軍が来た!それに…アイツら…くまみたいなヤツみたいなヤツらじゃねぇか!なんか懐かしいな〜…ってアイツはあん時のマサカリ!!

「…消えうせろ!おれは革命家ドラゴンの息子で!英雄ガープの孫で!懸賞」
ええぇぇ〜!?おれの兄弟ぃぃ〜!?すげぇ驚いたぁ!

「『麦わら』はおめぇみたいなゴミクズじゃねぇよ!!」

ドガァァン!!

あ!おれの兄弟がやられちまったぁ!

「なるほど…コイツら全員ニセモンにだまされて手下にされたのか…PX-5、コイツは誰だ?」

『「ピピ!…懸賞金2600万ベリー…海賊『三枚舌』のデマロ・ブラック。』

ありゃ!?兄弟じゃねぇのか〜そういやゾロ達もよく見たら似てねぇな〜
…ってうわ!?レーザー撃ってきた!

「何すんだ!リュックには大事な食いもんがいっぱい入ってんだぞ!」

「「「ああああああ〜!?手配書と同じ顔ぉ〜!!!」」」

「麦わらぁ!ここで捕まりやがれ!やれ!PX-5!」

!いきなり撃ってきた!…けど……見聞色………遅い…!

「遅ぇ……ギア…いや、武装色…ゴムゴムの…銃(ピストル)!!」

ギア2、3にはあまり頼るな!ってシオリにキツく言われたもんな〜コイツならコレで充分だ!

「な…覇気を込めた…一撃…しかもなんて威力…」

シオリやレイリーやハンコックに比べたら弱っちいや。

「ハハッハハハ!やっぱり強ぇな〜麦わらのルフィ!」

なんだぁ〜アイツ…バネ人間〜?それに……強ぇな…

「お前…シオリんトコの…あ!エース助ける時にいたような…ベラミーだっけか?」

「ああ…いっちょ確かめてこいって指令が来たんでな…付き合ってもらうぜ。」

強ぇな…圧迫感も…覇気使えんのか…面白そうだ!






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