大覇星祭当日。
荒神は集合場所に行くと、
「何でそんなにぐったりしてんだ?」
ほぼ全員がグッたりしていた。
姫神は座っている。
荒神が着いたのは、時間ギリギリだったが、上条は遅れた。
理由は、インデックスがお腹減ったと五月蝿く、落ち着かせるのに時間が懸かったからだ。
「おせーぞ上条」
荒神は今さっき着いた上条に声を掛けた。
「わりーわりー・・・・・・皆さんグッたりしているのは何故?」
すると、吹寄が来た。
「コレはどうなっているの上条!!」
荒神はスルーされている。
「まあまあ、吹寄。水でも掛ければ元気になるって」
そう言うと荒神は、地面に付いている蛇口に付いているパイプを取り、水を皆に掛けた。
「うわぁ!?」と言う声が出た。
勿論女子にも掛かったが、姫神には掛からなかった。
「荒神ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいい!!」
男子達が荒神を襲ってきた。
「ハァー。不幸だ」
上条は荒神を追いかけずに、地面に座った。
すると吹寄は上条の目の前に立ち、
「さっさと立ちなさい」
手を差し伸べながら、上条に話しかける。
その手を取り、上条は立ち上がると、近くで小萌先生の声が聞こえた。
小萌先生は他の学校の先生と話をしていた。
その相手は上条のクラスを馬鹿にしている。
荒神を追いかけていた男子達は立ち止まり、その話を聞いた。
相手の先生の言葉を聞き、小萌先生は涙を浮かべた。
すると上条が、
「おい、皆。最後に確認するが、本当にやる気がねーのか!?」
第一競技の棒倒し。
「よーい、始め!!」
審判の相図で、棒倒しが始まった。
「突っ込め!!」
荒神が言うと、皆が突っ込んだ。
そして、相手はビームの様な能力を放ってきた。
「弾けろ!!」
荒神が言葉を発すると、相手の能力が無力化した。
能力に気づいたのは、上条と土御門ぐらいだ。
そして荒神達は、7mする棒を倒した。
全員が倒し終えると、「勝った!!」と声が上がった。
入退場する場所で小萌先生が出迎えしていた。
競技が終わると、荒神と上条、インデックスは食べ物を買うため、食べ物エリアに行った。
原作とは違い、通行止めする前に通ることが出来た。
途中上条は御坂に連れられ、競技場に連れ去られた。
そして、上条と荒神が再開すると途中、土御門とステイルが居たため、上条は向かった。
今回だけは荒神は参加しない事にした。
そして、大玉転し。
今回はそこまで能力を使うことも無かった。
変なことが有ったとすれば、上条が吹寄の押していた大玉に惹かれたことだった。
「馬鹿上条」
ボソッ!!と荒神は言い、上条を無視して、荒神はゴールした。
そして上条は何処かへ行ったインデックスを探していた。
荒神は上条と合流すると、土御門の妹の舞夏と、姫神に話を聞くと、小萌先生と、何処かへ行ったらしい。
「ありがとう」
上条は礼を言い、すぐに探し続けた。
公園の前でニャーと猫の泣き声が聞こえた。
「インデックス?」
二人は公園内に入ると、
「済みません、こんな所で着替えさせちゃって......ん?」
小萌先生がインデックスの着替えを手伝っていると、二人の存在に気づきインデックスは顔を赤くした。
そしてインデックスは上条に噛み付こうとしたら、外れ上条の頬っぺにキスする形になった。