小説『とある零位の全を操る者(エネミー・デイズ)』
作者:()

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永奈side


死んだ筈の炎月お兄ちゃんが女の子になって生き返ったって、お兄ちゃんの脳内に刻まれているけど・・・本当かな?
もし本当なら、炎月お兄ちゃんがどんな姿になったのか見てみたいな
結構可愛いらしいけど・・・


この頃は垣根帝督や麦野沈利を良く見かけるけど様子が変だった・・・
近いうちに暗部たちがぶつかる可能性があるわね・・・


上条当麻は神の右席の一人の左方のテッラを撃破したらしいけど、あと三人いる


前方のヴェントはお兄ちゃんが戦闘不能にさせたけど・・・


性格が変わったとしても、お兄ちゃんはお兄ちゃんだから


永奈sideout






ニュースキャスターside


事件


学園都市LEVEL5第一位一方通行は、何者かに襲撃され脳を損傷
犯人は拳銃を使い、一方通行の頭を射った模様


冥土帰しの手により命は取り留めたものの、能力を使用する為に電極を設置した模様
犯人は今だ逃走中ですが、一方通行がどの様な事で反射が発動されなかったのは、今だ分かっていません


では次のニュースです・・・


ニュースキャスターsideout







荒神side


俺は今現在、一方通行に合っている


「何してんだよお前」


「何って、別に・・・」


俺は一方通行に何故この様な状況になっているか聞いている


「打ち止めを利用されたか?」


「・・・、」


「黙るなって」


一方通行の首には電極が巻かれている
俺と同じタイプの物だ


「お前の能を探るぞ?」


俺は電極に手を伸ばすと一方通行も電極に手を伸ばす


まだ俺はスイッチを入れていないに対し、一方通行もスイッチを入れていない


「お前はベクトルを放つ事が出来ても、俺の能力を消す事はできねェ」


「確かにな」


俺は手を元に戻し、奴も元に戻した


「俺は怪物怪物だと言われ続けたが・・・テメェの方がよっぽど怪物じャねーか」


「お互い怪物だっての」


そんな会話を続けているが・・・話がずれている


「お前は今、グループに入ってるんだっけか?」


「あァ、そうだが・・・何故だ?」


「もうすぐ暗部同士の抗争が始まる」


「何故分かる?」


「アレイスターが言ってたからだ・・・お前の体の中にも天使の・・・」


「天使の・・・何だ?」


俺はこの状況で天使の力という単語を発して良いのかと躊躇った
言わないでおこう


「止めとくは!!じゃな」


俺はその場を離れた



荒神sideout

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