小説『とある零位の全を操る者(エネミー・デイズ)』
作者:()

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荒神が芳川に連れてこられたのは、研究所だった。

まだ荒神の意識は戻ってはいない。

「この少年は何者なんだろう?」

「・・・・・・うはー!!...?」

荒神は今まで寝ていたかの様にあくびをし、芳川の存在に気づく。

「なんでお前が此処にいる?」

「助けたのは私だ。それに、此処は私の研究場所だ」

「ふん〜。そおなんだ...アレは何だ?」

部屋の奥に人の入った水槽の様なもおのが立っている。

「ああ。アレは」

芳川は言うことに少し戸惑ったが、

「妹達(シスターズ)20001号の打ち止め(ラストオーダー)よ」

「妹達の20001号だと?妹達は20000号までじゃないのか!?」

「ええ。貴方の言う通り。妹達は20000号までだけど。20001号は重要な役割があるの」

芳川は一回椅子に座りコーヒーを飲んだ。

「打ち止めは妹達の管理者なの」

「管理者か......!?」

「どおしたの?」

荒神は打ち止めを見ながら汗を一粒顔から流す。

「今、打ち止めが動いた」

「・・・・・・でも、心拍数は正常だし...変化があれば何かが変わるはずよ」

「俺には分かる。微かだが、筋肉が動いた」

「貴方は一体何者なの?」

「全を操る者(エネミー・デイズ)だ」

そして荒神は中を浮かび天上をすり抜け外に出た。

一先ず荒神は家に帰り、ベットで寝た。



――――後書き――――

今回はそろそろ最終信号を出したいなと思い、芳川に救われるとついでに、出しました。

まあ最終信号を出したかっただけなので、短くなりました。(書くのは時間がかかりましたが)
あと、私はロリコンじゃないですよwww

-9-
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