ある日
泣いていた私の耳元で
優しい声が聞こえた
「私はずっとそばにいるよ
あなたが私を求めれば、私はあなたに愛を送るよ」
悲しみでいっぱいだった私の心に
愛の感情が広がっていくのがわかった
悲しいと
打ちひしがれていると
悲しみは悲しみを呼ぶだけで
愛の感情に意識を向ければ
愛はあなたの元に寄ってくる
なぜかは知らないけれど、
そういう考えが頭の中でパッと浮かんだ
悲しみは今だけで
明日になれば、もう忘れよう
今は悲しい
でも明日は幸せかもしれない
明日なんてどうなっているのかなんてわからないし
今を本当に大事に生きていこうって
そう思い始めたら
悲しんでいた自分が馬鹿らしくって
なんだか時間がもったいない気がした
私は何を悲しんでいるの?
そんな自分も愛しい
すべてを受け入れてこそ
本当の愛を味わえる
私は幸せな存在であるべきなのに
どうして悲しんでいるの?
そう思えたら、笑っている自分がいた