「さあ!どこに隠れても無駄でしょ!早く………」
その瞬間、未来の目に映ったのは観念した類火煉でも教授でもなく、あまりにも美味しそうな長ネギだった………ミクは、その皿にある(生の)長ネギにかぶりついた。
「わぁ!美味しい美味しいよ!」
あんな逃げ方ありだったのか…
「本物の魔法使いの相手をまともにできるか!」
まあ……魔法使いなら毎日みてるけど…
「ノウスちゃんか?彼女はある意味すごいな…コトから聞いたぞ?ノウスちゃんは収容所でものすごい迫害を受けてたって………」
ああ、奴は馬鹿なんだ。
「そっか。もう煉君は帰りなさい。ノウスちゃんも心配してるから。」はい……
「お帰り煉君!」
た、ただいま……あ…今日は掃除当番俺かぁ…
「だから、スカイ姉に苦労させちゃあ駄目なの!」ふう…なんかメイドとか雇いたいよな……
すると、スカイ姉が部屋で何かし始めた。ちょ……スカイ姉…!?
「煉様…奴隷だったら私がいますが…メイドは有給ですが私なら無給だし迫害も文句言わずに………」
いやいや!冗談冗談!だから奴隷服と枷はずしてくれよ!
「……難なら…昔のように鞭で叩いていただいても……」冗談だって!