……わかってる、わかってるんだ…俺は自分の歳の10倍もの人を殺してきた…
「ノウス…」「何?煉君……眠れないの?」
いやいや、重要な話があって来たんだ…
「立ち話も難だし私の部屋入ってよ。煉君が好きなバナナジュース淹れるからさ。」ありがとう………
「で、話って何?ゆっくりしてよ。」
すまない。俺は……奴隷時代に20人くらいディレクションを殺してる…「…」何年前だろう、
「煉、お前がこのディレクションを殺すんだ!
「え……でも…こんなの…
「殺せ。殺せ、さっさと殺せぇ!
「……(何なんだ彼らは、まるで殺すのが当たり前のような目を…
「ぐ、う……うあああああ!
飛び散る赤い血液…血に塗れる青髪の首達、そして、殺した哀れな俺の水色の眼……金髪の髪…その全てが哀れ…
「…言いたいのは、それだけ?」どうすりゃ……お前の両親を殺したのも俺なんだぞ……
「何故そう言い切れるの?「かもしれない」とかじゃなくて?本当に煉君が私の両親のカタキだって言える?」
ああ!俺は……お前をディレクション収容所で見たんだ!今まで隠しててすまない……