なんか……ノウスやりたい放題だな……
「何で?」
いや、バスケのダンクのあれ、浮遊魔法だろ……
「うん。え?そういうゲームじゃないの……」
もう良いや。あのさぁ…この世で魔法を使えるのはお前らだけなんだぞ………
「そっか。そうだよね!」
本当に何でもありだな…魔法って奴は…
「でも、ディレクションの魔法は到底帝のカードにかなわないんだ。西帝さんが言ってたんだ。ディレクションの魔法は、オゾン層を原動力として発動する。でも、オゾン層は弱ってきてるから、昔ほどラスト・カタステライは強くない。対して、帝のカードは自分の身体が原動力。だから…実質ラスト・カタステライは今火帝ほどの力しか無いんだあ………」
そうなのか。で、2時間目は何だ?
「算数だって。えっと、担当は……凄い!ザビ・プラさんって大学教授が授業するんだって!!」
凄ぇ……この学校そんなに金あったっけ…
「きっと、私が綺麗だから来てくれたんだよ…」
いや、ないない。あったらかなりのロリコンだから。