次の時間……俺達は算数の授業が終わった時、教授に呼ばれた。
「えっと、何ですか?俺なんか授業中変なこと…」
「いや、君に…コトから伝言を預かって来たんだ。」
え…コト…西帝から!?
「ああ。君も自分と同じだと…そう言ってた…これだけだ。」
続きは無いのかよ!
「無い。ただ、もしお前がお前こう言われたら逃げろ。俺はお前自身、お前は俺自身と……」
何!?意味わかんねえよ………もっと教えろよ!できねえなら、力づくで!
「へえ…君の力は刃物を強力な剣に変える力か……やっぱりキレやすいな。その怒りっぷりはゼニス一族共通かな……?」
何言ってるんだよあんた…
「ま、こんな所で剣なんか振り回されちゃあヤバいからな。少し眠って貰おうかな。火炎煉獄!」
う……何で…ディレクションじゃないのに…魔法が使え……
「そりゃお互い様だろ?おやすみなさい。」
う……