じゃあ、必然的にエイリアンか…?
「ああ。えいりあん?確か別次元で猛威を振るってるあいつらかな?」
エイリアンじゃねえのか…
「まあいいや。勝負しましょう……煉君、ディレクションのお嬢さん。」
そう言うと、そのお姉さんは自分の爪を噛み切った。
「組式剣ー拘束無限刀!」
なんだよ……あの姉さん、刃がついてるものならなんでも剣化しちまう…
「うう…煉君は渡さないわ!」
「ふ、私の剣はあなたの魔法を吸収できる。」
「う…」
「さて…これはもういらないわ。組式剣ー捕縛刀!」
なんだ、剣から鎖が!
「これはね、相手を瞬時に束縛できる魔法。」
え……俺が鎖に縛られる寸前、ノウスが俺を突き飛ばした!お前…
「うう…」
「ちょっと予定が変わったなぁ。まあいいや。解放しよ。じゃあね…」
な、何なんだあいつ…次の日、今日は土曜日。だが俺は学校に行った。別に馬鹿になった訳じゃない。ただ昨日のことをプラさんに話したかった。
「なるほど、遂に現れたか…」