Side-???
「我らの願いを晴らすときが来た。」
人気のない路地裏に一人の男性がいた。
その男性の目には狂気が宿り、ギラギラ光らせている。
「復讐は我らにあり。
我らの復讐は対象は全てなり。」
一人、また一人と人影が増えていく。
彼らには仲間意識はない。しかし復讐という名の何よりも強いつながりがある。
「我らが殺すは神に従う狂信者ども。」
彼らには正気はなく、理性もない。
しかし彼らは喜んで自らをその淵まで落としている。
「我らが殺すは神を信じる愚か者ども。」
彼らには何もない。
ただあるのは身を焦がすほどの憎悪、憎しみ、怒り
「今こそ立ち上がる時。
我らのすべてを、我らが命を懸け戦おう」
彼らは突き進む・・・
いや、突き進むしかない
「この腐りきった教徒どもに、世界に復讐を・・・
全てを破壊し、壊し、無に帰そう。」