小説『日本式魔術師の旅〜とある魔術編〜』
作者:ヨハン()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

Side-???

私が転生をしてからはや4年。時がたつのは早いですね
・・・もっとも3年間の記憶はないので、実質1年しか感じてないんですがね・・・
しかし、やることがなく暇ですね・・・
陰陽術の訓練でもしま「おーーい!れいおにいちゃーん!!あそぼ〜!!!」・・・できなさそうですね。

おっと自己紹介をしていませんでしたね、
私の名前は一一とかきニノマエ・レイゴと呼びます。


Side-reigo

・・・普通呼びませんよね?まだあってヒトツ・ハジメぐらいですよね?
これでも結構無理があるぐらいなんですから・・・


「なにしてるの〜?」


そして今私にしがみついている少女が、ご近所さんの御坂美琴ちゃん。
私の一つ下なだけあって、年齢が近くよく遊び相手になっています。
しょせん幼馴染というやつですね。

しかし、おままごとは私にはきついです。どうにかなりませんかね?


「いいえ、特になにもしていませんよ?美琴ちゃん。」


え?4歳でその喋り方はおかしいですって?
仕方ないじゃないですか癖ですし、それに何よりこの精神年齢になっての肉体年齢相当に喋り方はきついです。
最も親のことを考え我慢しようとも思ったのですが、天才やら鬼才やらと喜んでいてくれるので
問題は我慢する必要もなかったです。


「じゃあじゃあ、おにごっこしよう?」

「はい、いいですよ。じゃあ、私が鬼をしましょうか?」

「きょうはみことがおにをするの〜」

「おや、めずらしいですね。わかりました、私は逃げることにしますね。」

「じゃあ、じゅうかぞえたらおいかけるからねっ。
 えっとえっと、たしか〜・・・
 ちゃっちゃとにげるんじゃな!すぐにちゅかまえてやるじぇ!」

「おやおや、それは怖いので早く逃げるとしましょう(クスクス)」

「いくよ〜、い〜ち、に〜、・・・
 ろ〜く、ひ〜ち・・・じゅう!
 かぞえおわった〜!それじゃあしゅっぱ〜つ」


フフッこういう日常もよいですね。魔術というものがるからもっとドロドロした世界かと思っていましたが
平和でいい世界ですね。小説の世界以上何かが起こるでしょうが、
それまでは今の日常を満喫することにしま「みつけたーー!」・・・しょうか

おやおや見つかってしまいましたか、では適度に逃げるとしましょうか


「まてーーーー!」



おまけ1
「きゃっ!」

「美琴ちゃん!大丈夫ですか!?」

「う〜こけちゃった〜、いたいよ〜〜(グスッ)」

「ほらほら、泣いてはいけ(ガシッ)ま・・せん・・・よ?」

「えへへ〜、つかまえた〜」

「・・・嘘泣きですか。」

「うん!ままがなみだはおんなのこのぶきよ!っておしえてくれたの」

なにおしえてるんですか美鈴さん・・・


おまけ2
「おにごっこ、みことがかったんだからばちゅげーむよん」

「・・・それも美鈴さんに教わったので?」

「うん!」

「まあ、負けたのは事実ですしいいですよ。なんですか?」

「えっとね〜、めをつむって〜」

「?はい。でどうすれ(チュッ)ば?!」

「はじめてだったんだからね!ちぇきにんとっておよめさんにしてね」

「な!・・・・・・・・・・もしかしてそれも?」

「うん!れいごくんはいいだんちぇいになるから、いまのうちにつばをつけときなさいって。
でもつばをつけたらきたないよね?」

「あ〜・・・うん、そうですね。」
(本当なに教えているんですか!あの人は!)

-3-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える