小説『日本式魔術師の旅〜とある魔術編〜』
作者:ヨハン()

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Side-レイゴ

「炎よ!我が名において命ず、世界の理に基づき我にあだ名す敵を撃て!」


広場に敵が侵入してきたためそれに合わせ呪文を唱える。
言霊により炎符発動させ、敵を炎が敵を包み込まんとする。
しかし敵の最前線を走ってきたのは使い魔であったため、
敵方の魔術師はそれを視認することができたためとっさの判断により避けようとする。


「にがさないわよ?」


私の符の発動に合わせオリアナも魔術を起動させる。
その効果は地下より木の根が生え敵を捕縛し、敵を私の術の効果範囲内から逃がさない。


「ナイスですオリアナ!
 火行よ!木生火の理により木行を喰らいてその身に宿せ!」


オリアナが発動させた術は木行に属する術であったため、
五行思想によって炎の威力を増大させる。

敵を捕縛している根そのものが、敵を捕縛しつつ燃える火の塊に変わり、
私の術自体も飛躍的に効果が増大し効果範囲内にいなかった敵も巻き込み、吹き飛ばす。


「がああああああああああああああああ」


その威力により使い魔は消し飛び、
魔術師も防御術式を張っていたのであろうが一撃で戦闘不能にする。


「すごい・・・」

「思ったより使い魔が多いですね。」

「そうね、予想より魔術師を減らすことができなかったわぁ。」


なるべくなら接近戦型の魔術師の3,4人をここで倒しておきたかったのですが・・・
2人ですか・・・まあ使い魔はほぼ殲滅できましたし良しとしましょう。
これほどの威力を見せたら、少しは時間が稼げるでしょう。


「魔術結社の皆さん、この符を持っておいてください。」

「これは?」


魔術結社のリーダー格であろう人物が代表して私訪ねてくる。
それに答えようと口をあけようとしたら


「それはね、一が作った霊装みたいなものよ。
 効果はその符をもっている限り霊脈からのエネルギーのバックアップを受けることができるわ。」

「・・・・オリアナ・・・・まあいいです。
 オリアナが説明してくれたように魔力補助の効果がある符です。
 またその符事態が防御術式をもっているため、敵の攻撃も防いでくれます。
 最も一日で効果は自動的になくなり燃え尽きてしまいますがね。」

「それは!すさまじい効果ですな。
 ありがたく使わせていただきます。」

「ええ、一人でもけが人を少なくし供に帰りましょう。」

「そろそろ来るわよ」


オリアナが広場の入り口を睨みつつ私たちに注意の声をかける。
その声を聴き、入口の方を見つめると大量の使い魔がこちらに向かってきており、
また残りの近接型魔術師も大型の使い魔を盾にこちらに来る。

その後ろでは遠距離型の魔術師たちが詠唱を始めている。


「あのような大規模魔術は連射はできません!
 今まで通り接近班は使い魔を盾にし接近をするのです。
 これは聖戦ですよ!我らに負けは許されないのです!
 さあ!命を惜しまず戦いなさい!!」

「なるほど、あれが副リーダーですね。」


一番後方に典型的なる魔術師のような男が指示を出している。


「彼らが言ってたように指示を出しているし、その横に突っ立ている男もいる。
 お姉さんも同意だわ、彼が副リーダーね。
 でも目が怖いわね、敵全員が鬼気迫っているというか狂気の目だけど・・・
 彼は別格のようね、狂気に染まっているというより狂気そのものって感じね。」

「ええ、私もそう思います。
 でも別格なのはそれだけではありません、
 ここにいる使い魔すべてが彼がコントロールしているようです。
 恐ろしく腕の立つ魔術師でもありますよ。」

「わお、それは驚きね」


2人とも軽口をたたきながらも、仕掛けてあった罠や魔術を発動させ敵を減らしてゆく。
その余裕に驚きながらも結社のメンバーは、
魔力補助により魔力切れを恐れずに済み、威力もまた増加しているため順調に敵を減らしていく。

ここまでは順調のようですね。
接近戦型の魔術師も二人撃破しましたし、遠距離型の魔術師も3人ほど撃破できました。


「おっと、危ないですね」
”シャアン”

「おみごと♪
 そしていいところに的が」


これで4人撃破ですね。
でも敵もさることながら大分罠をすり抜け接近してきますね。
先ほども結界を張らなくてはいけない状況になってしまいましたし。

おそらく生き残っている敵は敵のメンバーの中でもトップクラスの実力者なのでしょうね。


しかし、敵のリーダー・・・
本当に動きを見せませんね。
立ち姿や自分の仲間がやられても動じないところを見る限り、
相当の実力者であり自信家ですね。

恐らく自分一人でどうにでもなるとでも考えているのでしょう・・・
三下ならばよいのですが、この組織のトップである以上思い上がりでもなさそうですしね


「厄介ですね・・・」


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早く原作に入りたいでござる

呪文ってこんな感じでいいんでしょうか?

今回はいろいろと長く書きます。
お手数をかけますが読んでもらうとうれしいです。


もしかしたらキャラクターや呪文等の説明を
新しい小説を増やし書くかもしれません

それにほかの作品のネタもあるんで、短編や暇つぶしや休憩として片手間に書き始めるかもしれません。
(あくまで可能性ですので過度な期待はしないでください)

原作に入れずちょっと疲れました。
(自分勝手に昔から始めてこれじゃあ、ざまあないですね・・・・)

主人公は同じですけど。
作品によって魔術なしみたいなこともあるかもしれませんが。

一応候補としては
マジ恋・恋姫らへんですかね〜

ちなみにタイトルから予想できるともいますが、
とあるを書き終わったら他の作品に続きます(おそらく新章に入ったらかな?)。

これまた候補としては
Fate/Zeroから始まる型月、ネギま、東方、ハイスクールd×dですかね。

まだまだ構想の段階なのでおすすめやリクエストがあったら言ってください。
考え始めるのは早い方がいいですからね、それを書きたいと思って続けられるかもしれませんし。

また主人公が召喚が得意なため別の作品のキャラクターを出すことも可能なので、
リクエストがあったら言ってください。
もしかしたらリクエストしてくださったキャラが妖怪や精霊等になって出るかもしれません。
ただサーヴァントならともかく上記の作品のキャラクターは難しいかもしれません。

あとぼくのかんがえたサーヴァントや、みんなでかんがえたサーヴァントにある設定は、
こういう二次操作に使用してもいいのでしょうか?


長々とすいません、コメントお待ちしております<(_ _)>

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