小説『日本式魔術師の旅〜とある魔術編〜』
作者:ヨハン()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

Side-mikoto

えっと、こんにちわみことです。
いまわたしたちは、れいおにいちゃんとママたちでりょこうにきています。

もうすぐつくそうです、たのしみだな〜
さいきんおにいちゃんがあそんでくれないのでめいいっぱいあまえちゃうつもりです。

それじゃあ、ばいば〜い・・・・こんなのでいいのかな?

Side-out


Side-reigo

はい、よくできたと思いますよ。・・・?何を言っているのでしょうか私は?
まあ、ともかく以前美琴ちゃん紹介してから数か月たっています。
え?時間経ちすぎですか?ふむ、では要点をまとめダイジェストで紹介するのならば・・・


「おかえりなさいあなた〜」
「ただいま、美琴ちゃん」
「えっと、ごはんにする?おふろにする?それともみこ「ちょっとまちなさい」」


「あらあら泥まみれね〜、一君お風呂がわいてるから入っちゃいなさい」
「すいません美鈴さん。」
「いいのいいの、子供がそんなことを気にしない。じゃあ私は美琴の世話と服の準備をしてくるかね」
「ありがとうございます。」
(・・・・入浴中)
「いい湯ですね〜、リラックス(ガラッ)「おにいちゃーんみこともはいるーっ」やっぱりそうきますか!」


「・・・・・・・・」
「おや?美琴ちゃん?」
「・・・・ク〜」
「寝ちゃったようですね、では私は向こうに行くとしますか」
(ギュウゥ)
「む、服をつかんだまま寝ちゃっていますか。起こすわけにはいけませんしどうしましょうか?」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・

「一く〜ん、そろそろ帰る時間よ?
・・・あらあら、二人そろって仲良く寝ちゃって。
可愛い寝顔だこと。・・・・そうだわ」
(ガサゴソ・・・パシャッ)
「うん、よく撮れてるわね。いい記念になるわねこれは」
「・・・おに・・い・・・ちゃ・・・(ギュウゥ)」
「みことちゃん・・・・ク〜」
「ほんと仲の良い兄妹みたいね(クスッ)」


などですかね?文句は受け付けません。
そうそう、今旅行に来ているといいましたが日本で唯一ジュゴンが飼育されている場所に来ています。
理由は美琴ちゃんがテレビでジュゴンを見ましてね、じかに見たいということで来ました。
しかし、やっぱり遠いですよね?神奈川からでは?

「おにいちゃ〜ん、いこ〜うよ〜!」


美琴ちゃんが呼んでいるようなので、行くとしましょうか


「はいはい、わかりました」

「一!」


っと、父さんですか?この声は


「なんですか?父さん?」

「昼にジュゴンがいるところに集合だからな!」


後ろを振り向くと父さんがいい顔でサムズアップしてくる


「はいわかりまし・・・いやいやっ、ついてこない気ですか!」

「めんどくさいからな」

「美琴をよろしくね〜」

「美鈴さんもですかっ!?母さんは!?」

「私のほかに誰がこの二人の面倒を見るのよ?」


そういわれると・・・美鈴さんと父さんの顔を見渡し考えた結果


「すいません、よろしくお願いします」

「どういう意味だ(よ)!」


どういう意味も二人とも呑兵衛ですからね〜


「まかされました」

「おにいちゃ〜ん、まだ〜?」


美琴ちゃんの声に振り向くと、かわいい顔をめいいぱい膨らませて
いかにも私怒っていますという表情の美琴ちゃんがいた


「ごめんね?今行くから!」


そういい美琴ちゃんの横に行くと(ギュっ)


「えへへ〜、てつないじゃった」

「フフ・・・それじゃあ行くとしましょうか」

「うん!」


後ろから聞こえるはやし立てる声と悲鳴は聞こえないことにし、二人で行くことにしましょうか

-4-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




とある魔術と科学の群奏活劇(初回限定生産版)
新品 \6460
中古 \5660
(参考価格:\9980)