え〜、この度この小説がアットノベルズ殿堂入り小説入りとなりました。
これもこの作品を読んで下さっている皆々様のおかげに他なりません。
この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。
皆様のご期待に添えますよう精進いたしますので、何卒これからもよろしくお願い致します。
第13話「一件落着?」
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部室に戻ると、レン、黒歌、シスターが仲良くお喋りしていた。
雰囲気で予想するに、恋ばなっぽい。
やっぱ女の子だもんな。 そういう話は大好物だよね。
シスターは俺らに気付くと、慌てて駆け寄って来る。
「イッセーさん、皆さん! 大丈夫でしたか!? 怪我をされてるのなら私に言ってください!」
そう言われて皆見渡すが、イッセーしか怪我をしていないのでイッセー以外はそれぞれ寛ぐ。
と言っても、俺がソファに座る。
白音は俺の膝の上。
レンと黒歌は左右から俺に抱きつく。
朱乃は座っている後ろから抱きしめている。
アリ? 俺寛げなくね?
皆モゾモゾ触ってきたり、もっと接触してきたりするので……、ね?
甘い香りが俺の嗅覚を刺激してくる。
体中から柔らかい感触も伝わってくる。
なんか…さ、皆、息が荒いよ? 俺って何か変なフェロモンでも出してんだろうか?
黒歌と朱乃は誰もが認める ボン、キュッ、ボンだ。 何かと女の魅力がハンパない。
黒歌は猫耳&尻尾の着物美女なので、他人には真似できない色気がある。
朱乃は大和撫子を体現する様な美女だから、思わず神聖さまで感じられる。
白音は色々ちっちゃいながらも、成長期を思わせる未完成の背徳的な魅力がある。
その上、ロリ系猫耳美少女というもはや確立された白音だけの個性のせいか、愛らしくてたまらない。
そしてレンは………、もう女神、みたいな?
え? 抽象的すぎるって?
お前さ、レンの可愛いトコ挙げろとかキリがねぇよ。 一晩で語り尽くせると思うなよ?
長く柔らかな淡い水色の髪。
翡翠のような緑色の透き通った零れ落ちそうな大きな瞳。
陶器のように白くなめらかでスベスベの触り心地抜群の肌。
強く自己主張はしていないものの、掌に少し収まりきらない程の慎ましくかわいらしい胸。
キュッとくびれており、思わず抱き寄せてしまいそうな細い腰。
揉めば柔らかく、自由に形を変える艶かしいお尻。
プリッとしていて、いつでもいつまでもキスしていたくなるピンク色の愛らしい唇。
ちょっと拗ねている表情も可愛らしいが、やっぱり俺に甘えてくる時の表情はなんとも堪らないものである。
いつもは手を握ってきたり抱きついてきたりと、
周りの女の子に比べればやや消極的であるが、たまに大胆に誘惑してくる。
だがやはり羞恥心が捨てられないのか、恥じらう表情もそそられるものだ。
他にも………etc.etc(終わりそうにないので強制終了)
とまぁ、簡潔に言うなればレンは最高の女である。
おっと、俺がレンの溢れんばかりの魅力について語ってる内に部内での話が進んでやがる。
…ほほう、どうやらリアスがなんとかしてシスターを眷属にできないか頑張っているようだ。
ココは一つ、手を貸してやろうかね。
俺はリアスに目配せする。 『俺に任せろ』と。
俺はシスターの背後に行き、そっと耳元で囁いてやる。
「なぁシスター? 悪魔になりゃあ一万年間愛しいイッセーと一緒に居られるぜ?(ボソッ)」
「私を悪魔にしてください!!!」
「え、ちょっ、アーシア!?」
「フフッ、いいわ。これからよろしくね?」
「はい!」
満面の笑みで答えるシスター。
リアスも新しい眷属が加わって嬉しそうだ。 イッセーは突然の展開に狼狽えているだけだがな。
すると突然リアスがこちらへ来て、
「ありがとね、トキ。(チュッ)」
額にキスされた。 フムフム、役得だな。
「「「「部長(さん)/リアス!!!」」」」
はい、女性陣(シスター以外)が怒りました。
皆リアスを問い詰めるが、リアスはヒラリと躱していく。
結局、シスターは駒王学園に通うことになった。
だがそれに便乗したのか、「私も通いたい!」と黒歌が言い出した。
まぁ、この学園の理事長はサーゼクスだからな。 なんとかなるらしい。
「さて、新しい部員も増えたことだし、パーティでもしましょうか」
リアスが指を鳴らすと、テーブルの上に大きなケーキが現れる。
「た、たまには皆で集まってこういうのもいいでしょ?ケーキを作ってみたから、皆で食べましょう」
照れくさそうに言うリアスに、皆顔が綻ぶ。
まぁ、平和が一番かねぇ。