〜Prologue〜 ある日少年は1つのゲームソフトを手にした。本当ならばテスト前で勉強をしていなければいけない日だ。 ゲームの名は「Phantasy Star Portable 2 Infinity」 RPGを超えたRPGと謳われるだけあり、期待に胸を膨らませていた。 前作を知らない少年は、Episode1から地道にはじめていった。 キャラクターの作成時の細かさや動画の滑らかさ、すべてが常識外だったのか、いつしか時を忘れていたのだった。