小説『呪い使いの転生者』
作者:unworld()

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呪い使いと腹ヘリ少女

俺は帰り際に道路に落ちていた青い石を拾った。

「ん?なんだこれ?」
『それはジュエルシードか?』
「ジュエルシードぉ?」
『ああ、ロストロギアの一種でな…原作にも大きく関わってくるものだな』
「そんなもんがなんでこんな道端に落ちてんだ?」
『原作ではユーノが落としたものだが…どうするのだ?』
「んーそんなあぶねぇもんをこんなところに落としとくわけにも行かんだろ」
『まさか持って帰るのか?』
「どーせこんなもん欲しがるのはユーノくらいだろそんときゃああげれば良いよ」
『…』

俺は青い石をポケットにいれ家に帰ったのだが…不測の事態が起こった。
俺が飯を作っている時に
上の俺の部屋でガラスが割れる音がした。

「なんだ!?」

俺は階段を駆け上がり俺の部屋のドアを開ける。
そこには…金髪魔法少女がいた。
その魔法少女らし人物は俺に言った。

「誰?」
「おいおい、金髪ツインテール少女よ。
おまえがガラスぶち抜いたのかよ。
俺はこの家の住人でっても俺しか住んでねぇがな。
蓮月薫ってんだよ。おまえは?金髪ツインテール少女よ」
「フェイト…フェイトテスタロッサ」
「おい、知らない人に名前教えちゃいけませんって言われなかったのかよ。」
「そうなの?」
「俺に聞くなよ!」

ったく、調子狂うぜ?
てか、こいつはどんな用件があってこの家に来たんだ?
まあ、来られかたは最悪だが…

「んで、用事は?」
「用事?」
「は?用事がなきゃこんなとここねぇだろ。」
「そうだった。あなたジュエルシードを持ってる?」
「あの、青い石か?」
「多分そう…くれる?」

まあ、別に良いんだけどよ。
その時、誰かのお腹がなった。

「あ?腹でも減ってるのか?」
「うん…///」

おいおい、人の家にまで上がり込んできて、腹鳴らすなよ。
まあ、俺も食ってなかったから
だから、いいけどな。

「食ってけ腹ヘリフェイト」
「うん!」

その時俺の家のドアがぶち壊された!
おい!!!!!!!!
ざっっっっけぇぇぇぇぇぇんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
家の補修金どんだけかかるとおもってやがるんだ!!!!

「フェイト!大丈夫かい!?」

赤い髪の獣少女がいろんなものをぶっ壊しながら二階に上がってきた。
この野郎ども…

「おら、食ってくるなら食っていけ!そして、myhomeを治していけ。」
「「ごめんなさい…」」
「あいあい。」

俺たちは飯や食っていった。
飯を食い終わると俺はジュエルシードをフェイトに手渡した。

「ほらよ。やるよ、俺は使わん」
「えっ?」
「欲しいんだろ?やるよ。ただ、教えてくれなぜこんなものを集めている?」
「お母さんが…」

その顔は悲しみで染まっていた。
なぜか悲しそうで、辛そうで…

「悲しいなら言わなくていい。ただ、なんか手伝えることが会ったら言ってくれ。」

そう言ったらフェイトたちはドアへ
向かって歩き出した。

「ご馳走…」

そう言って空へ上がっていく二人?
俺はそれを見送りながらおもった。
不条理だと。

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