小説『呪い使いの転生者』
作者:unworld()

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呪い使いの覚醒

俺は街の中心部に大きな木が生えたのを目撃にその場に急いだ。
だが、この街は結構広くなかなか辿りつけない。
くっそ!あれはたぶんジュエルシードの暴走が原因だ。
つか、まだ、成長してやがるぞ!

「あれってジュエルシードの影響だよな!?」
『十中八九そうだろうな。あれの成長の原因は魔力を吸っているぽいな。』
「そうか…ってそれもダメじゃね?」
『ああ、金髪チート野郎ももう着いてるな。なのはたちも応戦してる。』
「だったら急がなきゃいけないな」

俺は走ってそこに向かう。
だが、走って行くうちにだんだんと体から何かが抜けて行く感じに襲われた。

「ぐっ…どうなってやがる…」
『かなりの魔力を吸収したようだな。根が地面に張り巡らされているぞ。』
「ヤドリギかよ…」
『ヤドリギなんかよりももっと強力なものだとおもうがな…
しいていうならヒルだな。』
「あの、血を吸うやつね。」
『ヒルはものにもよるが血を取られると血が止まらなくなる特性がある。
これも魔力を取られると結構な量の魔力が流されている。』
「うわっきっついなぁ…」

だが、
そんなことを言ってられない。
俺はそれでも走って木に向かった。
息も絶え絶え、木のところに着くと…
そこは惨状だった。
街はボロボロになり地面には根が張り付いていて、地面にはユーノが倒れ
金髪は木に捕まりカベに叩きつけられ気絶している。
戦っているのは…なのは、は良い。だが
なぜ、月村すずか、アリサバニングスが居んだよ!

『あの金髪!まさかあの二人にまで力を与えたのか!?』
「くっそっどうすりゃあ!そうだ!デバイス!なぁ、神様俺にデバイスをく…」
『それは無理だ!』
「なんでだよ!」
『お前の能力の呪いにあうやつは自分で作らなきゃつかえねぇ!』
「でも、デバイスがなきゃ魔法は使えないんだろ!」
『ああ、そうだよ!デバイスが無きゃ魔法は使えない!絶対だ!』

またかよ…また、見てなきゃいけないのかよ。
大事な奴が目の前に居ても見てなきゃ行けないのかよ!
違うだろ!
その時、俺の何かが鼓動をあげた。

「ざっけんなぁぁぁぁぁ!!!!!」

俺は咆哮し叫んだ。

「絶対なんて誰が決めた!」
「個人の主観だろうが!」
「俺は絶対なんてもんはしんじねぇ!」

「そんな絶対は俺がぶっ壊してやる!」

そう叫けび歩き出す。
俺の力は呪いの力。
俺は手に力を込め拳を握り直す。
すると、黒いものがまとわりつき俺の拳を包む、

「ぶっ飛ばしてやる!!!」

俺の拳は呪いの拳だ!



どうも、unworldです。
デバイスがなくても魔法を使う事が出来るようになった薫くんですが
デバイスは作ろうとおもいます。
そして、この作品はついに三万アクセスを超える事が出来ました。
まことにありがとうございます。
重ね重ね、応援等よろしくお願いいたします。

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