小説『呪い使いの転生者』
作者:unworld()

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呪い使いは目を覚ます。

俺は身体を起こし周りを確認する。
別に幻覚でもないしな…
すると、部屋のドアから誰かが入ってきた。
その姿は大人、顔は美人で髪は白銀の髪で目は緋色というとても、不思議な感じのする人だった。
その美人さんは俺の姿を確認すると、俺のところに近づいてきた。

「大丈夫ですか、マスター。」
「え、あ、誰ですか?」
「何を仰っているのですか、マスター私はマスターのデバイス、オーダーです。」
「え…オーダーなの?」
「はい、私はマスターのデバイスでオーダーです。意味は注文。
私はマスターの注文通りに形を変えることが可能です。
今回は人型で、この姿はいろいろな女性の姿を総合して作られたものです。」
「…そうか…なんで俺はここにいるんだ?」
「…マスターはマスターとは違う神に送られた転生者、神羅王子殿に敗北しました。私は海で瀕死の状態からマスターに呼ばれ、海からここへ運びマスターの傷を癒していました。」
「なるほどね…」

多分だが、俺に呼ばれたということはその時意識が落ちてた俺に出来ることではない。多分、もう一人の俺がやっといてくれたのだろう。
そこは感謝しなければいけないな。

「そうだ、オーダー、今何日だ?」
「わかりません…二日くらいでしょうか…」
「二日っ!?もう、そんなに経つのか」
「いえ、違います。そんなにではありません。それだけです。私が傷を治してもいずれマスターは死んでいました。」
「何を言ってるんだ?オーダー。現に俺は生きてるじゃないか?」
「はい…そうです。
マスターは生きているのです。
『覚醒の玉』によって…」
「『覚醒の玉』?」
「はい。『覚醒の玉』はロストロギア指定されている、伝説の宝玉です。
これをもつ者の命は永久でどんな傷も治すと言われております。
これをもつ資格は…神に謁見した者に与えられます。
そして、その力は人には過ぎた力で所有者の願いを叶える力があるとぃれており、そして、その『覚醒の玉』は12対で一つの宝玉となります。
マスターはそのすべての欠片の保有者です。
こういう文献は古くから伝わる文献にしかのっておらず、ただ、わかっているのはこの『覚醒の玉』は先人たちからこう呼ばれております。

人智には過ぎた力。

『オーバーノウズ』

と…」
「オーバーノウズ…
知るのを超えた…か…」
「はい。今、マスターの命はこの『オーバーノウズ』が支えているといっても過言ではありません」
「…そーだな。用は俺は
人間じゃねぇんだな」
「…いえ、そういうわけではないですが…」
「いんや、別にいいよ。
自覚はある。」
「そうですか…」

俺らがそう話していると窓に暴風が吹き付け、大きく音を鳴らした。
その瞬間大きな魔力反応が俺の頭を巡った。
この魔力は…フェイト達だと!?

「くっそっ!!こんな時に!」

俺は立ち上がろうとし、身体の痛みに顔をしかめる。

「マスター!?大丈夫ですか!?」
「俺は大丈夫だ!行くぞ!」
「っ…はい!」

俺は窓を開けそこから飛び出す。
当然下に落ちるのだが、俺は落ちる前にオーダーを呼び寄せた。

「オーダーセットアップ!」
(わかりました!マスター)
「行くぞ!」

俺はいつもの具足と籠手を纏い空へ飛び立つ。

空は惨状だった。
幾つもの魔法が飛び交い幾つもの剣が飛び交うそして、フェイトがたくさんのジュエルシードの封印をこころみている。
だが、戦況は素人目に見ても明らかだ。フェイト達の敗北は目に見えていた、なぜなら、向こう…なのは組には絶対的チート野郎神羅がいるのだからな。
アルフとかいうやつもかなり善戦しているが戦局は変わりはしないだろうな。
でも、それでも、俺はフェイト側につかせてもらおう。
まずは神羅の目をこちらに向かせようかな…
俺は神羅に向かってシューターを放つ。

「カースシューター!シュート!」
「なっ!?」

俺の不意打ちのシューター命中したのだが、大したダメージは追ってなさそうだな…タフだなーこのやろー

「蓮月!?生きていただと!?」
「あー悪ぃ俺はしぶとくてよ、意外と生きてたりなんだよなぁ」
「貴様ァ…」

これで、一個の目的は達したから。まぁ、二個目はちょっとばかしきついけど…やるしかないか…
俺の二個目の目的は神羅を討伐することだ。
はっきり言って神羅を討伐できる可能性があるのは、俺だ。
同じ転生者である俺が一番の可能性を持っているだろう。まぁ…弱いんだけどね?
でも、やるしかない

「なのは達は先にいってアルフを倒すんだ。俺は蓮月を殺す」
「ちょっ…神羅あんたね!?」
「黙ってろ、アリサ、これは神羅と俺の問題だ。お前が関わっていいもんじゃねぇよ。それに…
俺はこいつにお礼をしなきゃいけなくてな。」
「薫…」
「そういうことだ。先に行っててくれ俺は蓮月と戦う。」
「…分かったわ…」

アリサ達が去り、その場所には俺と神羅だけが存在していた。
その空気は重くとても、ふざけていられる空気ではない。
と、そこで、神羅が静寂を破った。

「決着をつけようか。今度こそ確実に息の根を止める!」
「こいや、返り討ちにしてやらぁ」
「【王の財宝】」
「カースエンドブレイバー!!」

俺と神羅はぶつかり合いすべてを破壊する。





ーーーーーーーーーーーあとがきーーーーーーーーー

どうもunworldです。
いや、リアルが疲れましたーー!!!
先生よ電話を鳴らすなとか思いながらPCをいじっていた今日この頃でありました。
なんて、話をしている合間も冬休みの宿題に追われている毎日にございます。
ではでは、余談ですが…
私ことunworldですが、『呪い使いの転生者』だけでなく何かしら他の作品を作ってみようと思い立ちました。
まぁ、そこは二次創作なんですが…
そこでですが、読者の皆様はどう思っているのか聞いて見たいと思います。
では、

『カンピオーネ』
設定(主人公は神殺しではない。能力的にはチートだが、副作用が半端ない。)
『ソードアートオンライン』
設定(茅場さんがなんとなくかわいそうだから生かしてみよう。
ちなみにアスナは多分キリトにわたる。)
他にも考えてますが一番設定まではっきりしているのはこの二つです。
まぁ、始めると言ってもまだ、先の事ですが他にもこれやって見て欲しいなぁというものがあったらコメントなりしてくださると作者は嬉しいです。
ぜひ、コメントよろしくお願いします。

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