小説『呪い使いの転生者』
作者:unworld()

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転生の初日
「うん?」
目を開けるとそこはベッドだった。
「ここは…」
転生前のおれの家とそっくりだ。
間取りも一緒だ。
「俺の家なのか?」
『そうだ』
「ん、神のおっさんか?」
『ああ、そうだ神だ』
「ここは俺の家なのか?」
『ああ、今は原作の少し前だな…
ちなみにお前には親いない』
「マジでか!いいけど…」
俺は家をでて少し歩いて公園につく
そこに、茶髪ツインテールの子供がベンチに座っていた。
だが、その眼には光はなく
悲しそうな顔で空を見つめていた。
俺は助ける気なんかなかった。
だが、その少女は小さいころの俺によく似ていた。
俺は衝動的にその少女に近寄った。
「おいそこのガキ」


なのはside
「おいそこのガキ」
びっくりしたのいきなり私と同じくらいの男の子が話しかけてきたの。
「何してんだ?」
「…」
私はだまったの。
「なんか、悩んでんだろう?言ってみろや」
言えるわけないの家が忙しいのに遊んでほしいなんて
「友達を待ってるの」
だから嘘をついた。
「嘘ついてんじゃねぇよガキが泣いてんじゃねぇか」
「え?」
泣いてなかった。
それはわかっていたはずなのに…
「そんなのウソだもん!」
大声をあげてしまった。
「そうだよ、表面上はな…だけどな、お前の心が泣いてんじゃねぇか」
「泣いてないもん!」
泣いてしまった。
だから、怒ってしまった。
「君は何も知らないもん!なのはの気持ちなんかわかんないもん!
絶対絶対!わかんないの!!!」
「わかんだよ!わかっちまったんだよ!さみしいんだろ!だったらそう言え!後悔しないように!
俺はいわなくて後悔した!お前にはそんな気持ちにはなってほしくないんだ!
言えないなら一緒に言ってやる!
泣きたいなら支えてやる!
いいぜ泣けよ!泣いていいんだよ
俺が背中を押してやる!!!!」
「〜〜〜〜〜!!!」
泣き崩れた。
さみしかった
でも、支えてくれるひとがいた。
それだけで、安心した。
「なぁ、お前の名前なんて言うんだ?」
「た、高町なのは…君は?」
「?俺か俺は蓮月薫よろしくな…なのは!」
そこで私の意識は途絶えた。
sideout
「ん、寝ちったよ…」
『何泣かしているんだ』
「やべぇどうしよう」
『送れよ』
「ですな…」
俺はなのはをおぶって高町家に向かおうとする。
「んでさ、なのはの家ってどこなわけ?」
『道場のところ』
「…マジで殺されるんじゃね?」
『いっぺん死んで来い』
「もう死んでるんですが!?というか、神…声若くね?」
『これぞ日本の不思議ネ』
「どこの人!?」
…もう、いいや
俺は娘さんをおぶって高町家に向かう。




どうもunworldです。
これからもがんばりますんで、できれば評価お願いします。
あとコメントも

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