小説『呪い使いの転生者』
作者:unworld()

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再会と魔法少女
「なのは?」

俺が見つめる先には紫髪の少女と金髪少女がいた。
そして、もう一人の少女がいた。
その姿は昔と何も変わっておらず、茶髪ツインテールの姿だった。
前はその子の瞳には何も映ってなかったが…
今は友達がいて笑っていた。
その笑みは美しくてきれいだった。
俺は少しにやけ立ち去ろうとして踵を返した。

『いいのか?』
「ああ、あいつの背中をもう押す必要はない。あいつはもう一人で大丈夫だ。」
『そうか、変な奴だな。』
「うるせぇ」

俺は踵を返し歩き始める。
その時だった。
なつかしい人物に呼び止められたのは…
「待って!薫くん!」
  

なのはside
私はアリサちゃんやすずかちゃんたちと庭に出た。
そこで、私は懐かしいものをみた。
むかし、私を助けてくれた人を自分の背中を押してくれた人を
顔も変わっていたけど…私はわかっただけどその人は去ろうとした。
だから私は

「 なのは?」
「なのはちゃん?」

立ち上がり追いかけた。
なのはsideout

「薫君!薫君だよね!」
「…」
『おいばれてんぞ…」
「答えてよ!」
「ああ、蓮月薫だが、なんだ、なのはよ」
「薫君!探したんだよ!」
「……なんでだよ……」

何もしてねえのに探すなよ…
あほですか!

「あほじゃないの!」
「おおふ…心読まれた。」
「顔に書いてあるなの!」
「俺、わかりやすっ!」

そんなことをやっていて俺は思った。
楽しいと…
うん、こいつといると楽しい。

「おっとそろそろ時間じゃねぇのか?」
「あっそうだったの…じゃあね薫君!」
「おお、じゃあな」

なのはは校舎に帰ろうとするだけれどもその時に予鈴がなりあわてた様子でかえって言った。
俺はその姿を見送り
その向こうからさわやかな風が吹き抜け俺の髪を撫でていく。
大きくため息をつき

「行くか〜」
『どこにだ?」
「んー家に翠屋とあと…私立聖祥学園(ここに)な…」
『そりゃいいことだ。』
俺は私立聖祥学園に行くことを決めた。




どうもunworldです。
再会と決意をだす薫君
うーんできればコメントがほしいです。
これからもがんばりますんでよろしくお願いします。

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