「歩太!!! お前 手を見せてみろ!」
「は、はい・・・」
「こ、こりゃぁ・・・」
歩太の手は 完全にズリ剥けていた
「歩太 痛くねェのか?」
「少し…痛いです。」
一発のパンチで皮がズリ剥ける威力 半端なものではない
(こいつぁ ハードパンチャーだな…)
田は そう確信した。
歩太には 消毒液を含ませた綿を手の上に置き テーピングを巻いた
「…話はまた 後で聞かせてもらう!
とりあえず 寝てろ!」