小説『真剣で零に恋しなさい!』
作者:天音神兎()

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「突然じゃが、お主には次の世界に転生してもらう」

あ、ありのまま今おこったことを話すぜ!!
俺は妖怪の山で麗奈に抱きつかれながら暮羽とアマテラス、紫と共にお茶してたんだが、気づいたら真っ白な部屋にいた。
何言ってるか分からないと思うが、俺もわからない……よって、目の前にいる爺(糞神)を潰すことに。

ヒュッ………ガシッ!メキメキメキ………ッ!!

「ふぐあっ!?痛いいたいイタいイタイ!!何をする!!」

「おい、糞神。何してくれてるんだ?幻想郷に返せ」

「手を……手を離して!?アイアンクローはやめて!!」

相変わらずうるさい糞神だなぁ。しょうがない……

ドサッ!

「うおぉぉおぉぉ……さ、さて零よ。久しぶりじゃのう」

「いいから説明。早く」

転生とかなんとか言っていたが、どういう意味だ?

「実はのう、お主の他の 世界での生活も見たくなっての。新しい世界に転生してくれぬかのう」

………………………は?
「は?じゃあ幻想郷にはもう戻れないのか?」

それだけは絶対に嫌だぞ。皆とお別れは辛い。

「大丈夫じゃ。いつでも戻れるし、時間も止めてあるから問題ない」

ふぅ……良かった……それならいいや。

「そっか……ならいいぞ。面白そうだ。どこの世界だ?」

「真剣で私に恋しなさい!って世界じゃ。お主の霊力もその世界の気に変わるからの」

え?真剣で?戦闘狂ばっかりの世界じゃん。あんまり詳しくは知らないし………

「能力はそのままでよいぞ。神力もそのままでよい。まったく、神になるとはのー……たぶんじゃが、ワシの次に強い神じゃないのか?お主は」

ん〜…月の神様でチートだからか?

「まあいいや。それで?自由に過ごしていいわけだろう?」

「ああ。基本自由じゃ。もし何か伝えることがあれば追って連絡するからの。では行ってこい」

「おう。行ってくるよ」

直後、光に包まれ俺はまた転生した。






やあ皆、まさかまた子供の時の姿を見れるとは思わなかった天城零だよ。
ちなみに今は高二くらい?じゃないかな。姿は元に戻ったし。小さい頃の話をするなら、冬馬と準、小雪と京は俺が救っちゃった。小雪と京は覚えているかすら怪しいが…まあ、京とはその日1日遊んだんだけどな。

んで、その後すぐに親代わりの父親が出張で一緒にドイツへ。俺には親が居なかったので、親代わりの2人に引き取られたからだ。そしたら、ドイツでテロにあってさ、俺以外の客皆死んだ。勿論親もな。テロリスト皆殺しに出来たんだが、その前にマルギッテが来て制圧しやがった。

長くて悪いがまだ続くからな。では……親がまた居なくなった俺をマルギッテに引き取られた。(当時13歳、ドイツにきて数年目でテロ) 二年経って置き手紙と共に日本に帰ったがな(笑)。コッソリやったぜ☆

軍には意図的に関わらなかったので、クリスには会ってない。マルギッテには悪いことしたな。いつも側にいてくれてたから。

そして、ぐだぐだ過ごして今に至る。今はというと………

「貴様は何者だ?何故か貴様は危険だと感じてしまう。だから今のうちに潰しておく!」

ヒューム・ヘルシングに喧嘩ふっかけられています! 何故かって? 普通に歩いていたら前からコイツがきて今の状況。現在河原にて睨み合い。うざいので此方もコイツを潰す!

まあ、適度に頑張りますか。

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