小説『ゆるやかに流れる水の流れに添い・2 カナとアズキとツカサとコムギ【続きます】』
作者:初姫華子(つぼはなのお知らせブログ)

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閑話休題、ひとやすみ


いつもありがとうございます、 作者の初姫華子です。

本日、なんとかその3まで終了しました。
現時点でほぼ3分の1が経過したことになります。
ここまでお読み頂いてありがとうございます!

本作、完璧趣味に走りました。

ちょっと前まで、大阪万博マニアでして、
特に太陽の塔があったテーマ館は
なんというか、生涯かけての影響を
多大に受けまくったもので。

実体験を元に大いに書きまくりました。

知らない人には「何じゃ、こりゃ?」かもしれません、
けど、当時の会場は大変熱気のこもった空間で
幼心に強く焼き付けられた情景は
今もって鮮明に残っています。

本作はほとんど記憶を頼りに書いたところばかりでして、
後で補完したのは年号とか参加国数ぐらい。
子供の頃の記憶って鮮明すぎて
覚えてないと思われることも
おそろしく残っているものです。

一番記憶に残っているのは、色の鮮やかさ。
色見本になりそうな原色があちこちに溢れていました。
色でいうところのヴィヴィッドカラーって言うんですかねえ。

まあ、当時は原色ばりばりの世界。
しかもテーマカラーは真紅。
まさに70年の赤で彩られた会場は
いろんな意味で熱かったです。

というわけで、当方、エキスポ’70の体験者です。
歳がばれるわー。
でも、有り難いことに還暦は迎えてませんよ、
年齢的には慎一郎君や政くん、カナちゃんより
秋良に近いです。

今は往時をしのべるビデオや、
もしかしたら動画サイトにも会場の様子が
どこかで誰かがアップしてるかもしれず。

千里丘陵にある万博公園内に、
残っている数少ないパビリオンを改装した
博物館があります。
当然、様々な展示物やビデオ上映等
賑やかですのでお近くの方はぜひ。

会場内はエキスポレッドを再現した
赤が目に鮮やかなんですが…
行って見たけど、一言いいたい。
本物はもーーーっと彩度が高い赤だったんだよ、
私的には不満だ。

というわけでして、趣味に走ったその3以降は、
やっと本番、
すでに上梓している1作目の「秋良の恋 慎一郎の愛」
2作目の「マツリカの花」
これに沿った展開となります。

基本はハッピーエンド、
けど、中間はそうではないかもしれない…

宜しかったらお付き合い下さると嬉しいです。

後半は兄弟げんかが始まりますので
慎一郎君の出番も増えます。

ではでは。

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