「…ふう」
俺は最後と決めていた修練を終えた
ちなみに修練の相手はイスラフェルの能力で生み出した分身だ
…いや〜強い強い！全く同じことをしてくるからいちいちそれを上回らないといけなかったのが特に
「んじゃとりあえず海に出るか」
おれはATフィールドで生み出した小舟に乗り、岩（元無人島）に別れを告げた
「つーかここどこだ？」
もしグランドラインならログポースなんて持ってないぞ
「まあ普通の海だったとしてもコンパス持ってないし」
とりあえずは漂流するかな…
「…ぉぃ…」
ん？
「…おい…」
なんだ？
「おい！！」
「ひゃい！なんでしょうか！」
怒鳴り声に目を覚ますと船が浜に漂着していた
どうやら無事？漂流できたらしい
「やっと起きたかい！あんた持ち物０でうみにいるなんてバカかい？」
声の主を見る
「えっと…ここはどこですか？」
「ここかい？ここはココヤシ村」
「ココヤシ村！？」
まじか！？
「どうしたんだい？そんなに驚いたような顔して？」
「すみません…そういえばあなたの名前は？」
もしかして…
「私かい？わたしはベルメールさ」
…やっぱりか…
「あんたの名前は？」
「俺はカイです」
「そうか…んで？持ち物なしで何してた？海賊にでも襲われたの？」
「いえ…その…あてのない漂流をしてました」
ヤメテ！そんなバカを見るような目でこちらを見ないで！
「はあ…あんたバカだね…海なめてんの？」
「めっそうもありません！」
「ま、いいさ。それより家くる？スープぐらいならご馳走するよ？」
「ぜひ！いただきます！」
「はあ…んじゃついてきて」
アーロンが来るまで楽しませてもらいましょうか！