小説『最強の天体魔導士』
作者:ユウ()

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ギルドが歩いてきた・・・

フェアリーテイルのみんなは驚愕していた

そうするとファントムのギルドからなにやら砲台のようなものが出てきた

「魔道集束砲だ!!!」

「ギルドを吹っ飛ばすつもりか!」

「全員ふせろぉ!」

エルザがそういい換装した

最強の防御力を持つ金剛の鎧だ

だがそのエルザの前にユウキが立つ

「エルザ、ここは俺に任せろ」

「ユウキ!?しかし!」

「俺を信じろ・・」

「わかった」


魔道集束砲にエネルギーがたまっていく

「もうこれ以上ギルドをやらせん!!」

そうしてギルドから膨大な魔力のエネルギーが発射された

「光と雷のエレメントよ・・【インディグネイション】」

ユウキも膨大な光と雷のエネルギーを発射した



膨大な魔力と魔力のぶつかりあい



すさまじいほどの光に辺りが覆われ、

光が収まった




無傷だった・・ユウキもギルドのみんなも





ファントムギルド内

「ジュピターが打ち消された!?」

「やっぱりあいつバケモノだ・・・」

ギルド内ではユウキにジュピターを打ち消されたことに対し動揺がうまれていた

「外に通信をつなぎなさい」

ジョゼがそういい外にジョゼの声が響いた

『よく止めましたね紅の天体魔道士、だが次はさらに特大なジュピターを放ちます、次はいくらあなたといえども耐えられないでしょうね・・だからルーシィ・ハートフィリアを渡せ!今すぐだ、貴様らの生き残る道はもうそれしかねぇ』

「仲間を売るくらいなら死んだ方がましだ!!!!」

「「「「「おおおおぉぉぉぉ!!!!」」」」」

エルザがそういいギルドのみんなはそれに呼応した

「それにジョゼ!もうジュピターはうたせねぇ!」

ユウキはそういい魔法を唱え始めた

「宇宙魔法・・【英雄たちの船(アルゴ・ナウテイカ)】」

ユウキがそういうと巨大な船のようなものがファントムのギルドの上に現れた・・・そして

その船から巨大な魔力が打ち出され砲台はおろかギルドまでもがボロボロになっていた

「ユウキぃぃぃ!!貴様ぁぁぁぁぁ!!」

ジョゼは怒り狂って自らの魔法【幽鬼(シェイド)】で兵士を作り出し、攻めさせてきた

「な・・兵が出てきやがった」

「しかもなんだあの数は・・・」

「光のエレメントよ・・【天使の歌(ホーリーソング)】」

ユウキが魔法を唱え、みんなは優しく、温かい光に包まれた

「ユウキこれは?」

「気休め程度にしかならないと思うけど、魔力と傷を回復する魔法だよ、あと身体強化だね」

確かにみんなの傷は徐々に回復していった

「エルザ、ナツ、グレイ・・・そしてエルフマン!エレメント4とガジルを頼んでもいいか?」

皆がうなずくがエルフマンは戸惑っていた

「ユウキ!無茶よ!エルフマンは・・・」

ミラが反論してくるが

「ミラ・・エルフマンを信じろ、できるな?エルフマン」

「漢ならばこれくらいできないわけなかろう」

「そうか・・なら頼む」

ユウキがそう言うと皆は走り去った

「・・・・」

「ミラ・・大丈夫だ、もうあんなことは起きないさ」

「ユウキ・・」

ミラは今にも泣きそうな顔をしている

「ミラ、笑ってくれ、ミラはみんなの帰るところでもあるんだ、だから笑ってくれ」

「・・・」

まだミラの顔は暗い

そんなミラにユウキはキスをした

「!?」

「俺もミラには笑っていてほしい・・な?」

「うん!」

ミラは笑顔になった

「じゃあケリをつけてくる」

「いってらっしゃい」

「みんな!ギルドとルーシィを任せたぞ!」

ユウキがそういうと

「任せろ!」

「早くジョゼをぶっ飛ばしてこい!ユウキ」

「「「「行けっ!!ユウキ!!」」」」

「あぁ!」

そういいユウキはファントムのギルドへと向かった


ジョゼとの決着をつけるために・・・・



ジョゼside

なぜだ!?ジュピターを壊されギルドまで破壊され、さらにはエレメント4が倒されただと!?

ありえんありえんありえん!!!

ファントムがあんなギルドに負けるなどありえん!

殺してやる・・すべてはあいつの存在がいたからだ!紅の魔道士・・消すっ!

ジョゼside end



エレメント4を倒したエルザ、グレイ、エルフマンがジョゼと戦っていた


だがジョゼの圧倒的な強さにエルザ以外は倒れ、エルザもすでにボロボロだった


そしてジョゼはエルザにとどめの一撃を放った


が・・その魔法は横から放たれた魔法に相殺された

「ジョゼ・・・俺はお前をもう許すことができねぇ・・仲間を傷つけたお前を・・」

ユウキがその魔法を打ち消したのだ

「こんな戦いは終わらせなければならない・・・」

「天変地異を望むというのか」

「それが仲間のためだ」

ユウキとジョゼの・・聖十同士の戦いが始まろうとしている

天は割れ、地震が起こり、世界は震えていた・・・

「エルザ、二人を連れてここを離れろ」

「なんだこの魔力は」

「ユウキか!?」

「二人とも!ここから離れるぞ!」


そうしてこの場にはユウキとジョゼだけになった

「直接会うのはあなたが聖十になって以来でしょうか・・この前の時は思念体でしたから」

「そうだな・・」

「クククしかし嬉しいですね〜聖十大魔道同士で優劣をつけられるなんて」

ドンっ!

ユウキの放った一撃でジョゼの肩は貫かれた

「御託はいい!お前をつぶす」

「いい気になってんじゃねぇぞぉぉ!!」

ジョゼが叫ぶ

「【デッドウェイブ】」

ジョゼが魔法を放つ

「【流星(ミーティア)】」

ユウキはそれを軽々とかわし、反撃をしかける

「クソがっ!なぜあたらない!お前の力など私より下のはずだ!」

ジョゼがそういうが

「俺がいつお前に本気を見せた?そろそろ終わりにしよう」

ユウキがそういった

「お前には絶望を見せてやる・・・」

ユウキはそういい魔法を唱えた

「宇宙魔法【幻想崩壊(イマジンブレイク)】」

辺りが光に覆われた、だが何も起こらなかった









ジョゼside

不発だ!あのやろう、何をするかと思えば不発じゃねぇか

「こちらの番だくらえ!!」

俺が魔法を放つとあいつの腕は吹っ飛んだ

「どうですか?痛いですか?」

だがあいつは何事もなかったかのような顔をしていた・・・そして腕が再生した

「なっ!?」

今度は向こうが攻撃をしてきて、腹を貫かれた

「ぐはっ!」

すさまじい痛みが体を襲う・・・だがすぐに体は再生する

「貴様ぁぁぁ!何をした!!」

今度はこちらが攻撃を放つ・・・だがあいつの傷はすぐに再生する

今度は向こうが攻撃を放ってきた・・・痛い、だがその傷もすぐに再生した

「な、何が起こっている・・・!?」

恐怖が体を襲ってきた・・攻撃してもすぐに再生し・・攻撃を受ければ痛みがあるのに再生する

怖い怖い怖い怖い

「なんなんだこれは・・・」

頼むから・・・










早く殺してくれ・・・・









ジョゼside end



「【幻想崩壊(イマジンブレイク)】これは一生とけることのないリアルな幻覚だ・・お前は自分の犯した罪を一生償え・・・そのとけることのない悪夢のなかでな・・・」

ユウキはすでに限界だった・・ジュピターを止め、皆に魔法をかけ、宇宙魔法を二度も使ったからだ

「まだ【幽鬼】は残っているか・・・なんとかしないと・・・」

そんなときにユウキは懐かしく、温かい魔力を感じた・・

「よくやったユウキ、あとはワシに任せろ」

「マカロフさん!?魔力が戻ったんですか?」

「あぁ皆、よく戦ってくれた・・ユウキよギルドを護ってくれてありがとう」

「はい」

「フェアリーテイル審判のしきたりにより、三つ数えるまでの猶予を与える」

「一つ」

これが




「二つ」

ギルド三大魔法の一つ





「三つ・・そこまで・・・【妖精の法律(フェアリーロウ)】発動」

その瞬間ギルドの仲間たちは温かい光に包まれ、逆に【幽鬼】は消滅していった

「さぁ帰ろうわしたちのギルド・・・フェアリーテイルに」

「はい!」









こうして、フェアリーテイルとファントムとの戦いが幕を閉じた・・・・











あとがき

どうも、ファントム編完結しました!

次回はリクエストがあったのでR18を書きたいと思います!



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