小説『スイーツバトルロワイアル』
作者:Mr,後困る()

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90.5 次の話でとうとう菓子兵の秘密が明かされるのですが、その前に

少し解説をさせて下さい
お菓子が擬人化して戦う今作ですが、お菓子が擬人化する前
つまり普通のお菓子の状態でどういった感覚なのかを解説します
お菓子の人格は1種類の菓子につき1つだけです
アンパン(こしあん)「つまり、こしあんのアンパンの人格は俺って事か」
そうですね
こしあん「・・・アレ?でも俺はお菓子の状態では何憶個もあった筈だが?」
全てのこしあんのアンパンの知覚は貴方に全て貴方の知覚になるって事ですよ
こしあん「そうなのか?・・・つまりどういう事だ?」
つまりA地点のこしあんのアンパンとB地点のこしあんのアンパン
両方の感覚を貴方は得られる事が出来るって事です
無論、全てのこしあんのアンパンの感覚を得てしまうと
人格が崩壊してしまう恐れがあるので大抵の菓子は無意識に
感覚をシャットダウンしてしまうんですね
こしあん「ちょっと待て、最初の話でガレット・デ・ロワとババが知り合いだったって話があったよな」
ああ、01の話ですね、それが何か?
こしあん「あれはおかしくないか?何で知り合っているんだ?
1種類の菓子の知覚を全て持っているとは言え
お菓子そのものは意思疎通は出来ないはずだが?」
お菓子の意識は意識のみの空間に存在していてお菓子同士の意思疎通は出来るんですよ
こしあん「・・・何か凄いご都合設定だな」
仕方ないじゃないですか
こしあん「で、菓子兵の秘密が次回明かされる訳だが」
それが問題なんです
こしあん「問題?」
実は物凄い超展開で・・・読者の皆さんが付いて来れるかが問題なんです
こしあん「お菓子が擬人化している時点で超展開だと思うだが・・・」
それではお菓子についての設定が読者の皆様が納得出来たのか不安ですが
次回菓子兵達の秘密が明かされます

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