小説『カオススクールG×B』
作者:零崎哀識()

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ーアルバムー

本日は旧校舎を改装することになってるので、兵藤家で部活をすることになりました。

零誠「まぁ、別にうちで部活をやるのは構わないんですけどね」

アー「レーセーさん。可愛いですね」

零誠「俺のアルバムが開かれてるのは何故だ!?」

俺以外のみんなが俺のアルバムを見ている。

これまでの流れ。

?みんながうちに来る。

?俺の部屋でやることになる。

?黒歌がエロ本を探し始める。

?エロ本の代わりにアルバム発見。

?現在

零誠「明らかに黒歌のせいじゃねえか!」

黒歌「個人のせいにするのはいけないにゃ。嫌な気分になるにゃ」

零誠「羞恥という形で俺は嫌な気分になってるよ!」
全員『静かに!』

零誠「俺の家なのに俺アウェイ!?」

みんなスゲー集中してるよ。俺のアルバムなんてそんなに良いものじゃないだろうに。

白音「………この先輩にお姉ちゃんって呼んで欲しいですにゃ」

朱乃「この頃に会ってたら育てて収穫してましたのに」

夕麻「この頃の主様に会っていたら、即お持ち帰りですね」

黒歌「私とレーセーの子供はこれに猫耳着けた感じかにゃ?」

リアス「ちっちゃいレーセー。ちっちゃいレーセー。ちっちゃいレーセー」

零誠「まともなコメントが無い!?」

木場「ねー、レーセーくん。この写真の子って知り合いかい?」

木場が一枚の写真を示す。

零誠「ああ。そいつはイリナって名前で幼なじみだ。まぁ、引っ越しちまったみたいだがな」

アー「イリナさんなら私の友達でもあります」

木場「そうなんだ。じゃあこの後ろの男性は分かるかい?」

零誠「いや、覚えてないな」

木場「そうかい。………その男性が持っているのは聖剣だよ」

ーーーーーーーーーーーー

翌日 教室

松田「今日も部活か?」

零誠「球技大会についてするんだとよ」

元浜「オカルト研究部ってスペック高いよな」

ま、全員悪魔だしね。

零誠「松田も十分スペック高いだろ」

松田「他の部員がもやしばかりだからうちは無理無理」

元浜「そういやレーセー。お前変な噂流れてるから気をつけろよ」

零誠「変な噂?」

元浜「美少女をとっかえひっかえしてる野獣レーセー。二大お姉様の秘密を握り、鬼畜三昧、乱交に次ぐ乱交を重ねてるという」

ブフォッ!?

驚き過ぎて弁当吹いちまったじゃねえか!

松田「噂にはまだ続きがある。学園のマスコットの子猫ちゃんにまでレーセーの魔の手は回る。無理矢理あのロリロリボディを性欲の捌け口にしている。そして止めて欲しかったらお前が代わりになれと黒歌先輩に持ちかけ、今では姉妹丼を食っている」

零誠「ちょっと待て一体誰がそんなことを」

元浜「そしてとうとう2人の転校生の元にもレーセーは手を出した。一つ屋根の下で2人に日本の常識を教えると言って堕落させていく」

堕落って2人は教会から追放されたみたいだけよ。

松田「まぁ、俺達がながしたんだけどな」

零誠「真の敵は貴様らか!?」

元浜「はー、でもこの噂男子の一部しか信じてないんだよな」

松田「俺達だったら一発で軽蔑されるのに!何故だ!?」

零誠「日頃の行いを改めろ!てめーら2人共は4分の3殺し確定だ!」

元浜「うっせー!お前がミルたんなんて紹介したことへの仕返しだ!」

松田「そーだ!だいたいあれはなんだったんだよ!?あの巨体の魔法少女?は!」

元浜「扉からぞろぞろ増えて囲まれたから逃げるに逃げられなかったんだぞ!」

あれって一体だけじゃなかったんだ。

松田「俺なんか初級魔法『暗黒破邪魔拳』を覚えたんだぞ!だいたいこれ魔法じゃねえだろ!」

元浜「あいつら魔法よりも拳で戦った方が強いよ!」

零誠「確かにそれについては悪いと思ってる。だからお詫びに球技大会が終わったら部員全員でカラオケをするから招待してやろうと思っていたんだが、どうやら必要無いみたいだな」

元浜・松田「「レーセー様!4分の3殺しにしてください!」」

零誠「貴様らはドMか!?」

松田「あんな美人とカラオケに行けるなら命なんて惜しくない!」

零誠「いさぎいいなお前ら!?」

元浜「さぁ一思いににやれ」

零誠「やりずらいよ!」

ドカッ!バキッ!グシャッ!

零誠「まぁ、やるけどね」

てへ、モザイク必要になっちった。

暇だし、アーシアのところに行くか。

零誠「アーシア。飯食い終わったか?」

???「アーシア。彼氏が呼んでるよ」

アー「かかかかかかかかか彼氏っ!?」

零誠「桐生。そういう冗談は辞めろ」

桐生「え、そうなの?結構2人でいるから、てっきり付き合ってんのかと」

零誠「アーシアが困ってんだろ。付き合ってねえよ」

アー「はぅ、はっきり否定されるのも」
桐生「へー、そうなんだ。端から見てると毎日合体してるカップルにしか見えないわよ。そういえば、私の教えた裸の付き合いどうだった?」

ピシッ!

桐生「アイタッ!」

零誠はデコピンした。

零誠「お前が教えたんかい。全く黙ってたりゃ可愛いのに」

桐生「へっ、か、可愛い?私が?」

桐生の顔が赤くなっている。風邪でもひいたか?

アーシアはなんか膨れてるし。

零誠「ああ、可愛いと思うぞ。だいたい女子じゃ無かったらああなってたぞ」

松田と元浜を差した。

桐生「何あれ!?私は18禁でもグロじゃなくてエロ専門だよ!」

零誠「それに、アーシアには俺なんかより良い奴が現れるだろうよ」

桐生「でも、アーシアはあんたのことsむがっ!?」

アーシアが桐生の口を塞ぐ。

アー「あーあーあー!桐生さん!そういうこと言うの止めてください!」

桐生「じゃあ、私も本気で狙わせてもらうわね」

アー「………困りますけど、分かりました!これからは親友であり、ライバルです!」

2人共いきなりどうしたんだ?

零誠「なんか盛り上がってるところ悪いが昼休みは部室でミーティングだから行くぞ」

アー「はい。今行きます」

ーーーーーーーーーーーー

部室

リアス「結局昨日出来なかったけど、球技大会についてミーティングするわよ!」

出来なかったじゃなくて、遊んでてやらなかっただけだろ。

リアス「レーセー。何か言った?」

零誠「いえ。何でも無いです」

心を読まれたよ!?

零誠「部長ってこの手のイベント好きそうだな」

朱乃「よく分かりましたね。リアスってまるで小学生みたいにイベントに一喜一憂するんですよ」

零誠「なんか予想出来ます」

朱乃「そういえば話が変わりますけど、最近リアスは恋愛のマニュアル本を買ったみたいですよ」

零誠「恋愛のマニュアル本ねえ」

良かった。部長は自分が好きなように生きられるようになったなら、俺は努力したかいがあったよ。

朱乃「あら?嬉しそうですね。もっと心配するかと思いましたのに」

零誠「だって部長は自由になったんですよ。部長は今幸せってことじゃないですか」

朱乃「あらあら。リアスは本当に幸せ者ですね。どうやら私の心配は無駄のようどしたね」

また訳の分からん話が出てきたぞ?

リアス「それじゃあ、早速練習に行くわよ!」

練習のために話しをここで切れた。

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