小説『カオススクールG×B』
作者:零崎哀識()

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受験生なので毎週模試です。しかも、授業がセンター対策なので投稿しずらいです。
コメントがやる気になります。

兵藤家

アザ「レーセー。お前の次の対戦相手がシークヴァイラに決まったぞ」

零誠「シークヴァイラさんですか」

リアス「あれ?私のは」

アザ「リアスの対戦相手は少し問題があってな」

リアス「問題?」

アザ「これを見て貰えれば分かる」

アザゼル教諭はパソコンを操作し、映像を映し出す。

アザ「サイラオーグとゼファードルの一戦だ」

その試合はどちらもパワータイプの物だが圧倒的だった。

木場「グラシャボスの狂児と呼ばれた彼がこんなにも一方的に」

零誠「でもサイラオーグさんは本気出してませんよ」

アザ「やはりか。サイラオーグは若手悪魔の中で群を抜いている」

零誠「凄いですね」

アザ「お前は若手悪魔ってレベルじゃないけどな」

全員『うんうん』

零誠「それ、共通認識なんですね」

ゲームは終盤にさしかかり、劣勢なゼファードルはサイラオーグに一騎討ちを申込み、サイラオーグもそれを受け入れる。

そして、サイラオーグの一撃でゲームは終了した。

アザ「ゼファードル。奴はもうダメだ。もうゲームに参加も出来ないだろう」

リアス「ということは私達の相手はゼファードルだったということね」

アザ「ああ。それとお前ら他にも映像あるから見とけよ」

零誠・リアス「「はい」」

ガチャ

オーフ「レーセー、遊ぶ」

オーフィスが入ってきた。

零誠「ちょっと今から試合の映像を見るから少し待っててくれ」

オーフ「なら、我も見る」

そう言ってオーフィスは当たり前のようにあぐらをかいていたレーセーの上に座った。

女子『あ』

オーフ「何?」

女子『なんでもない』

オーフィスは純粋に首を傾げたのでみんな何も言えない。

アザ「もうオーフィスの奴馴染んでるんだな」

零誠「オーフィスって結構人間味がありますからね」

アザ「いや、お前って他の奴らにそんな風にされたら、一旦注意するじゃねえか。まぁ、最終的にやる事になるんだが」

零誠「子供ならこれくらいは普通でしょ」

女子(((子供に変身すればあんな風にレーセーと)))

オーフ「我、子供じゃない。大人の、れでぃー」

オーフィスが少しむくれる。

零誠「そうだったな。お前はロリババのカテゴリーだったな」

オーフ「ロリババ?」

零誠「気にするな」

その後お茶しながら試合の映像を見た。

アザ「そろそろ俺は帰るぞ」

零誠「なら、俺はちょっとコンビニにつまみでも買いに行きますかね」

オーフ「我も行く」

零誠「分かった。他に行く人は?」

女子『私達は遠慮しとくわ(しときます)』

零誠「じゃあオーフィス行くか」

オーフ「うむ」

ーーーーーーーーーーーー

コンビニ

オーフ「レーセー、お菓子」
零誠「分かった。500円までな」

オーフ「分かった」

オーフィスは500円玉を渡すとお菓子売場に向かった。

零誠「やっぱりつまみはイカ、チーズ、ナッツに限るよな」

ちなみに日本酒とビールがイカ、ワインがチーズ、それ以外がナッツだ。異論は認めん!

ヴァー「久しぶりだな。赤龍帝」

つまみ売場にヴァーリと美侯がいた。

零誠「何してんのお前ら?」

美侯「ここが見て分からないのかよ?つまみ売場なんだからつまみを買いに来たに決まってるだろ」

零誠「マジで!?」

ヴァー「嘘だ。お前に会いに来たんだよ」

零誠「なんかその言い方されると鳥肌が」

俺、木場、ヴァーリの薄い本は腐の方々に人気でした。

零誠「で、要件は?」

ヴァー「俺達は『禍の団』を抜けるかもしれない」

零誠「それはまたなんで?」

ヴァー「俺の目的はグレート・レッドを倒すことだ。その為に『禍の団』を利用してきたが、オーフィスがそちらにいる今、その利点が著しく減ったからな」

零誠「なるほどね。正式に決まったら連絡しな。こちらから狙わないように口出ししといてやるよ」

ヴァー「そん時は頼む。それで、なんだ、オーフィスは元気にしてるか?」

そういや、こいつは特に何もすることの無かったオーフィスの話し相手になってくれてたんだったな。

零誠「ああ。色んなことに興味を持って楽しんでるよ」

ヴァー「チッ!!」

あれ?気のせいか?今、盛大な舌打ちが聞こえたぞ。

零誠「………今日なんかもレーティングゲームの映像を俺の足の上に座って見たし」

ヴァー「お前はなんてことしてんだ!」

零誠「こいつモノホンのロリコンだ!?」

ヴァー「俺はロリコンじゃねえ!俺は小さくて可愛い物を愛でたいだけだ!」

零誠「はいはい。どうせオーフィスが座った椅子に頬擦りして「オーフィスたん。はぁ、はぁ」とか言ってんだろう?」

ヴァー「頬擦りなんかしてねえ!匂いを嗅いだくらいだ!」

零誠「店員!今すぐ110番!この変態を豚箱に!」

オーフ「レーセー、アイスにする」

最悪なタイミングでオーフィスが戻って来た。

ヴァー「オーフィス、アイスなら好きなだけ買ってあげるからうちに来ないか?」

零誠「うちのオーフィスに手を出すな!このアクセロリーターが!」

美侯「何それ!?格好いいんだけど!!」

オーフィスを横に抱え、つまみとアイスを持って、走りだす。

零誠「つりは要らねえよ」

5000円札をレジに置いてコンビニを出た。

ヴァー「待ちやがれ!」

美侯「なんで俺っちこんなリーダーについて来たんだろ?」

2人が追ってくる。

走ってる途中である人物を見かける。

ミル「悪魔さん。どうしたにょ?」

零誠「魔王の子孫の龍に追われてるから、相手してやってくれ」

ミル「分かったにょ。カレイドステッキを使って掴んだ魔法を見せてあげるにょ」

ヴァー「なんだこいつ!?気配を感じなかったぞ!オーガの一種か?」

美侯「いや、あの耳からすると猫又の一種かもしれないぞ」

ミル「友達の悪魔さんの為に新しい魔法を見せるにょ。北斗百○拳!!」

7つの傷を持つ男の技だった。

ミルたんにここは任せて帰ろう。

ーーーーーーーーーーーー

兵藤家

零誠「ただいま」

女子『おかえりなしゃーい!』

零誠「ちっちゃくなってる!?」

はい。残ったみんながヴァーリが見たら発狂するような天国状態になってます。

母親「レーセー。あんたいつの間にこんなに増やしたの?」

零誠「俺の子供じゃないからね!!」

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