小説『カオススクールG×B』
作者:零崎哀識()

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更新が遅いです。

ー7巻プロローグー

兵藤家

オカルト研究部+サーゼクスさん+オーフィス+ドライグが一部屋に集まって全員雁首揃えてテレビを見ている。

そのテレビに映っているのが俺です。

『フラッグ龍帝ジゴロドラゴン』という俺モチーフのアニメ。小さなお子さんから大きいお兄さんまで幅広い層の悪魔が見ているそうです。

零誠「………マジでやってるよ」

ドラ「………悪夢だ」

サー「そりゃあ、もちろん。あれだけ盛大に宣伝したんだからね」

零誠「魔王様が何やってんだ?」

サー「いやぁ、これも立派な仕事さ。この番組の経済効果が億を超える予定だよ」

零誠「大きく出ましたね」
イリナ「ま、なんにせよ、幼なじみが有名になるなんて鼻が高いわ!そういえば子供の頃のレーセーくんってアニメとか特撮とか好きだったわね」

零誠「それ言ったらお前もだろ。ガキの頃は男子にしか見えなかったからな。しかも、俺と主人公取り合ってたし」

イリナ「もう!昔のことでしょう!」

零誠「ああ。久しぶりに会ったと思ったら美少女になってたんだから」

イリナ「なっ!?お、墜ちちゃう!堕ちちゃう!堕天使になっちゃう!」

イリナの天使の羽が白と黒に点滅する。

サー「ふむ。これが生のジゴロか」

サー「よし!そのまま墜ちろ。ミカエル直属の部下だからいいポスト用意しておくぞ」

リアス「いえ、墜ちたら私の眷属になっちゃいなさいよ。イリナなら残りのルークに相応しいわ!」

イリナ「堕天使総督と魔王の妹が口説いてくるわ!ミ、ミカエル様ー!」

零誠「全く賑やかだな。でも、どうせ悪魔になるんだったら天使の状態でなって欲しいな。左右非対称の白と黒の羽って綺麗だと思うし」

イリナ「そ、そう?」

レーセーの発言で羽の点滅が白で止まった。

アザ「すげえ!?レーセーのタラシスキルは堕天使化も止めるのかよ?」

サー「レーセーくんを見てればアニメのネタ切れは無さそうだね」

零誠「アニメのこともいいですけど、体育祭の報酬について来たんですよね?」

ちなみにディオドラの対処の褒美に訓練用の空間を貰った。

サー「そうだったね。で、何を望むのかな?」

零誠「ドライグはどうやったらセイクリッド・ギアに戻せるんですか?」

サー「アザゼル。君の方が詳しいんじゃないかい?」

アザ「無理矢理契約を破棄させるなんて聞いたことねえよ」

零誠「つまり分からないってことですか?」

サー「そういうことになるかな。でも安心してくれ。知っていそうな人なら知っているから聞いてみるよ」

零誠「よろしくお願いします」

サー「じゃあ、話を戻して『フラッグ龍帝ジゴロドラゴン』のグッズの案を出し合おうか」

零誠「そんな話してたっけ!?」

サー「ちなみに売れればレーセーくんの懐が温かくなると思うよ」

零誠「ほう。どれくらいですか?」

サー「温度にしたらライザーくんの業火くらい」

零誠「さて、みんなもどんどん意見を出してくれ」

ドラ「変わり身早っ!?」

経済効果が億超え予想からの分け前って恐ろしい額になるな。

リアス「まずフィギュアは必須ね。アニメじゃ定番よ」

零誠「なら子供が遊べるくらいには強度を上げ、腕とか可動式にした方がいいんじゃないですか?」

サー「採用」

ギャス「ならそのフィギュアの武器はガチャガチャにしましょう。武器案はレーセー先輩の投影出来る物にすれば尽きませんし」

サー「採用」

結構な量があるけど全部やんの?

アザ「ゲーム化しようぜ。ゲーム化」

サー「採用」

ゼノ「ならばやっぱり格ゲーだろう。もちろん私達をそのままキャラにする」

サー「採用」

チート臭い技があるからゲームバランスが崩壊するぞ!

イリナ「私はRPGの方がいいわ。斬新に気に入ったら村人A&#12316;ラスボスまで仲間に出来るタラシシステムを導入よ」

サー「採用」

タラシシステムって何っ!?

夕麻「私は主様にギャルゲーの中だけでもいいから攻略されたいです」

サー「採用」

初っぱなから好感度MAXのお前を攻略する意味って有るのか?

黒歌「なら全年齢対象版とは別に18禁のエロいのを出すにゃ」

零誠「一般大衆にプレイされるんだぞ!お前に羞恥心は無いのか!?」

サー「んー。保留ってことで」

否決されずに保留にされた。

アー「レーセーさんのお料理本はどうでしょう?」

サー「採用」

もうアニメと遠くかけ離れてるよ。

オーフ「レーセーのケーキ」

サー「採用」

俺が作るの!?

白音「………満漢全席」

サー「採用」

だから俺が作るの!?

木場「レーセーくんの女装写真集」

零誠「ふざk「採用」するの!?」

あ、もうこれ深夜の乗りだ。

後日、いくらなんでも食べ物直とエロゲは無理だろう。ということになり、黒歌、オーフィス、白音の案は却下された。

零誠「………え、他のは全部出すの?」

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