小説『カオススクールG×B』
作者:零崎哀識()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

勉強のせいで更新が遅い。

ー班決めー

教室

二年生の行く修学旅行の行動班を決めている。

班は男女別で3、4人で組むことになっている。

元浜「レーセー。一緒に組もうぜ」

悪友の元浜と松田が誘って来た。

零誠「ああ。最初っからそのつもりだよ。つーか、俺が引き取らなきゃお前ら班が成立しねえだろ」

松田・元浜「「ウグッ!」」

レーセーの言葉の刃が2人に突き刺さった。

この2人は女子陣からとても嫌われているが、男子からも結構嫌われている。

俺が組まなきゃ3人にも満たないので悲しいことになる。

松田「俺達の何が悪いんだ!」

零誠「オープンスケベ。セクハラ発言。盜撮魔。プライバシーの侵害メガネETC」

元浜「なんでお前だけ人気なんだ!」

零誠「非エロなのと色欲魔を止めてるところかな」

松田「クソッ!こんなことになるなら中学の頃にレーセーをエロの道に戻すべきだった」

零誠「お前、最低だな」

元浜「いや、松田。こう考えるんだ。レーセーは餌だ。美少女と一緒に回る為の餌だと」

零誠「よし。俺達の友情もここまでだ」

背を向け、歩こうとすると、足に2人がしがみついてきやがった。

松田「俺達を見捨てるのか!」

元浜「この薄情者!」

零誠「黙れ!亡者共!先程の自分達の発言を反省してから口を開け!」

亡者A「ハンセイシマシタ。ユルシテクダサイ」

亡者B「確かに悪かった。反省してるよ。これからは思っても口に出さないようにする」

零誠「貴様等!一辺、棺の中で頭冷やして来いや!」

3分後

2人はゾンビと言っても通用するくらいにボロボロになりまでグロっておきました。

桐生「まーた、あんた殺ってるの?」

零誠「教育的指導だ」

桐生「のわりには、教育的に良く無い絵になってるわよ」

零誠「気にしたら負けだ」

桐生「それもそうね。それでレーセーの班はその2人?」

零誠「ああ。こいつらが溢れるのは気まずいからな」

桐生「ツンデレ?」

零誠「べ、別に2人のことが心配なわけじゃないんだからな!」

桐生「ネタに乗っかってくれてありがとう」

零誠「で、要件は?」

桐生「え、ああ、ううん。いつから私達って用が無いと会っちゃいけない関係になったんだっけ?」

零誠「艶っぽい声を作るのは目の前でやったら意味無いぞ。そしてネタに走るな。話が進まん」

桐生「それもそうね。あんたら、私達の班と同じところ回らない?」

零誠「構わないけど、そっちはどういう構成なんだ?一班3、4人だからいつものメンバーじゃ、1人溢れるだろ」

桐生「安心しなさい。1人足して3人の班を2つ作ったから」

零誠「なるほどな。でも、お前ら仲良し5人組に入るのは結構気まずい物があるだろ」

桐生「心外ね。私達がそんな状況作る訳無いでしょ。それに彼女は他の班で浮いてしまうわ」

零誠「それってどういうことだ?」

桐生「本人から聞いた方が早いわ。みんな、レーセーからOK出たからちょっとこっち来て!」

桐生の呼び掛けにアーシア、夕麻、ゼノヴィア、イリナと1人の女子がやって来る。

桐生「紹介するわね。彼女は足野 孔雀よ」

孔雀「よ、よろしくお願いします。足野 孔雀です」

足野は黒髪の長髪の牛乳瓶の底みたいなメガネを掛けた長身の女子。

一言で言って地味を形にしたような感じ。

そんな事より、あれ?

零誠「兵藤零誠だ。それより失礼承知の上での質問なんだが、顔に見覚えが無いんだがうちのクラスか?」

孔雀「い、いえ、失礼ではありません。私はついこの間まで保健室登校でしたから」

零誠「なるほど。だからか」

孔雀「そんな私ですけど、御一緒してよろしいですか?」

零誠「ああ、全くもって問題無いぞ」

孔雀「ありがとうございます!」

こうして修学旅行は9人で行動することになった。

………ん?

そういや、足野が来るまで空席って有ったか?

ーーーーーーーーーーーー

放課後

部室

リアス「そういえば、そろそろ修学旅行だったわね」

班決めが有ったことをリアス部長達に話した。

朱乃「体育祭、修学旅行、学園祭と二年生は休み無く、2学期は行事が目白押しですからね」

黒歌「ズルいにゃー!私だけ修学旅行行って無いにゃー!」

黒歌が床で駄々っ子やっててウザイ!

リアス「黒歌。あなたが悪いんでしょ。学園の入学手続きを勧めたのに断るんだから」

黒歌「あの時は白音が心配で心配で24時間顔を見ないなんて考えられなかったからにゃ!」

零誠「シスコン?」

黒歌「妹が大好きで何が悪いにゃ!」

白音「………お姉ちゃん。恥ずかしいので辞めてください」

白音は赤面しているが嬉しそうだ。

黒歌「やっぱり私二年生で編入し直すにゃ!」

リアス「無理よ。出来たとしても今からだと三学期からだから修学旅行に間に合わないわ」

黒歌「にゃー。行きたい!行きたい!行きたいにゃ!」

ウザッ!

零誠「つーか、魔方陣で行けば一発じゃねえか」

黒歌「はぁー。レーセーは分かったないにゃ」

殴りたくなる程、残念な物を見る目で見てきやがる。

リアス「そうよ。無駄に時間をかけて、無駄に労力を使う電車で行くからこそ旅の醍醐味があるのよ」

零誠「言いたいこともどういう理由で言おうかと思ったのも分かるんですが、その言い方じゃ魅力を感じません」

朱乃「あらあら、リアスは楽しみにし過ぎてなんでもかんでもスケジュールに入れたから、最後に回るはずだった二条城に回れなくて駅で地団駄を踏んでいましたね」

リアス「それは言わない約束でしょ!」

零誠「なるほど。今ので部長が旅行に思い入れがあるので分かりました」

静かになった黒歌を見ると

黒歌「にゃー。こうなったら電車をジャックして」

零誠「そこ!良からぬことを考えるな!修学旅行の為にトレインジャックって前代未聞だぞ!」

黒歌「でも、レーセーと旅行に行きたいにゃ」

1、3年女子『それに関しては同感(です)』

無駄なシンクロ!?

零誠「はー。分かりましたよ。今度、部活メンバーとオーフィスでどっか行きましょう」

これでみんな納得してくれたみたいだ。

話が一段落ついた所で部長のケータイが鳴った。

さて、仕事の時間だ。

ーーーーーーーーーーーー

町外れの廃工場

もう日が落ちて夜になっている。

廃工場内には黒い影が100人程集まっていた。

テロ「グレモリー眷属か。嗅ぎつけるのが早い」

零誠「はぁ。何言っていやがる。お前ら分かるように行動してんだろ」

テロ「何?」

零誠「気付いてないのかよ」

自分達が捨て駒ってことを。

テロ「まぁ、いい。始めようか」

リーダーと思われる奴の後ろから中国の民族服を着た男とサングラスを掛けた男が現れる。

リアス「みんな行くわよ!」
全員『はい!』

テロ「悪魔は滅される物だ!」

零誠「だったらテロるなよ。ご先祖様が泣いてるぜ」

テロ「悪魔がほざくな!」

民族服の男が青い光の矢を放ってくる。

木場「またセイクリッド・ギア持ちの英雄派か」

イリナ「光なら私達におまかせ!」

悪魔ではないイリナ、夕麻、ドライグが相手をする。

ドラ「はははは!もっと!もっと俺を楽しませろ!」

ドライグ無双。

最近あいつストレス蓄まってるからな。

炎の剣を出したグラサンの相手は木場、ゼノヴィアのナイトコンビがやっている。

流石にあの2人の速度じゃすぐにでも決着つくな。

リーダーっぽい奴がやはり一番面倒な影使いのようだが多勢に無勢。

俺以外のメンバーが当たっているので問題は全く無い。

ん、俺?

俺はセイクリッド・ギアを持ってなあ下っぱの相手ですよ。

本当に凄い人は目立たない地味な作業をこなすものですよ。

てなわけで俺はエリミネーター00とグリフォン・ハード カスタムというナイフの二刀流で総勢300人を後遺症が残る程度にズタズタに切り裂いてます。

地味じゃねーよ。とか突っ込んだら負け。

-75-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




ハイスクールD×D リアス・グレモリー ~先輩のおっぱいひとりじめフィギュア~ (PVC塗装済み完成品)
新品 \3426
中古 \3753
(参考価格:\7980)