小説『渡猫百年日記』
作者:猫紅葉()

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 どうも猫紅葉です。
 今日管理画面を見てみたら

 45Pt

 ヽ(;▽;)ノヨッシャーーー!

 と、泣いて喜びました。
 これからもこの駄文をよろしくお願いします。

 それではどうぞ!
□◇□◇□◇□◇□◇□◇
                                 二ページ目[渡る迷路は怪物ばかり]
(´・ω・`)年 (`・ω・´)月(・∀・)日

side元生徒→現猫

 走る 走る 転ぶ 走る

僕はひたすらにこの赤黒い迷路を走る。

まだ四足歩行に慣れておらず何度も転ぶがそれでも僕は走る。

なぜなら僕は追われているから。

後ろを見る。

後ろからは、







    某夢の国にいるようなファンシーな着ぐるみが武器を持ちながら全力疾走している。


「フニャーーーーーー!?(なんなんだここはーーーーー!?)」

 きっとほかの人がいきなりこの状況を聞いてもわからないでしょうね。
 今この状況を味わっている僕ですらワケがわかりません。

これは今から約一時間前


・・・・猫回想中・・・・


約一時間前(゚ω゚)ダオー

 なんかさっきから変な顔たちが時間のところに入ってる気がする(電波受信中)。

 こんにちは。元生徒現猫な僕です。
 僕は今あの神様(笑)なあいつに落とされて迷宮にいます。
 迷宮は全体的に真っ黒で壁などは赤い線が走っていて(ウィザードリィの道みたいな感じです。)
 上を見ると黒い空が有り、赤い雲と緑色の月が浮かんでいました。

 「さて、ずっとここに居ても何ですし移動しますか」

 立とうと思ったらいきなりガクンと転んでしまいました。

 (そういえば猫になったんでしたっけどうりで視線が低いと思いました。)
 僕の姿はゲームとかに出る黒猫のイメージをそのままトレースしたような姿でした。
 今度は四速歩行で歩こうとしたが少しぎこちないです。
 (これは歩くのに苦労しそうですね。まっ、黒猫は好きですからそれを含めてもこの姿になって良かったですが…)

 周りを見て怪しいものがないか(ここ自体が怪しいけれど)確認し、僕は歩く練習を始めました。

・・・・猫練習中・・・・

 僕は歩くのに慣れ始め、探索に出かけました。

 (歩いても歩いても赤と黒の道しかありませんねぇ)
 たまに分かれ道がありますがそれ以外は変わらず道が続いている。


 そろそろ疲れ始めました、もう休んでもいいでしょうか…
 探索を始めて数十分、ずっと赤と黒の道が続いてるだけです。
 僕は曲がり角の端で休憩をとり始めました。

 そしたら曲がり角から人影のようなものが来ます。
 どんな姿をしているのかは月が雲に隠れていてわかりません。

 僕は歩いてくる人影に声をかけました
 「ニャーー、ッミャ(すいませーん、って)」
 忘れてました、今の僕って猫だから言葉が離せないんでした…orz

 それでも人影は僕の鳴き声を聞いたのかこちらに歩いてきます。

 僕はそれを見て(助かったー)と思いました。

 って、これって相手が幽霊フラグじゃないですかぁぁぁ!!
 僕は幽霊がすごく苦手なんですよー!

 (さっさと逃げよう!)

 だけどもうフラグは立っていたようで雲が晴れ始め月明かりで相手の姿が見え始め…

 (心の準備は出来てるからどんな姿でも驚きませんよー!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)

 そうして出てきたのは


 ピコピコハンマーを持ったミッ●ー・マ●スの着ぐるみ

 (゜д゜)ポカーン

 いきなり着ぐるみがピコピコハンマーを壁に叩きつけると

 壁に漫画のようにでかいヒビが入った。

 (はぁぁぁぁぁぁ!!!!!)

 そのあと僕は全力疾走をし、着ぐるみから逃げ続けた。

 逃げている途中後ろを見て思った。
 (猫の俺が逃げ続けられるって事はコイツって案外遅いんだな)
 もう一度後ろを向いた

 (゚ω)(・▽)ノハハハッ

 二匹になっていた

 前を向く

 後ろを向く

 (゚ω)(゚ω)(゚ω)(・▽)ノハハハハハッ

 四匹になっていた
 
 (増えてるぅぅぅぅ!!!)

そして今に戻る

・・・・猫疾走中・・・・

今(゚ω゚)殺ったるぞー


 今はもう50匹以上になっています。

 僕はもう二十分以上走り続けていて限界に近いです。

 曲がり角を曲がったらその先は


 「ニャー…(行き止まりですか…)」

 どうしよう、もう逃げ道がないですね。

 後ろに振り返ったら着ぐるみ達がゆっくりと近づいている。

 どうやって逃げるか考えていたところ、

 いき なり 地面が 揺 れ て 着ぐ る み が 吹 っ 飛 ん  だ

 (こ、今度は何なんですかー!)
 私はもうさっきまでの状況だけでお腹がいっぱいですよー!

 どんどんと着ぐるみたちが吹っ飛んでいき、
 とうとう一番前の列以外の着ぐるみが全部いなくなった。

 揺れを起こした張本人(人?)は大きな蛇だった

 二m以上は絶対にある白をベースに虹色に光る白蛇であった。

 その蛇は残っている着ぐるみたちを全員しっぽで捕まえ


 口に放り込み食べてしまった


 や、やばいですよぉぉぉぉぉ!

 こんな着ぐるみたちも真っ青な怪物からどうやって逃げろというんですかー!!!
 蛇はゆっくりと近寄ってくる(あ、これなんかデジャブ)

 (僕にはこんな蛇には戦うなんて絶対に無理です。逃げられないから圧倒的に強い相手と戦うなんて力を持ってる奴の言うことですから)
 逃げることもできない、相手と戦うこともできない、どうすればいいのか何故かすぐに思いついた。
 (ああ何だ簡単なことじゃないか、逃げられないんなら)


戦・う・事・と・戦・っ・て・逃げるという選択肢を手に入れればいいじゃないですか 

 その答えは胸の中にストンと当たり前のように落ちていった。

 (戦うんですから決めゼリフは必要ですね…思いつきました!)

 考えた決めゼリフを言うとき言葉を発せないのに何故かその言葉は発せたような気がした。

 [それでは、逃・争・を・始・め・ま・し・ょ・う]

 適当に思いついたその言葉は不格好で格好つけてるだけの言葉だが
 僕はそれで自分にスイッチが入ったような気がしました。
      二ページ目 終

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(=‘x‘=)屋上裏

 どうも猫紅葉です。『オッス、オラ自殺猫だにゃっ!』

 今回はいかがだったでしょうか『紅葉、お前今回は報告があるんじゃないかニャ?』

 はい、書き忘れていましたがこの小説は不定期更新です。
 気長に待っていただけると嬉しいです。

 『どうかこの駄文のヘタレ作者を気長に待ってくださいだにゃ』

 へ、ヘタレ…それは今は置いといて今回も読んでいただき

 「『ありがとうございました(だにゃ)』」

 さぁヘタレってどいゆうことだ自殺ぅぅぅぅ!

 『ハッ、ヘタレをヘタレと言って何が悪いんだにゃこのヘタレ紅葉!』

 次回までに殺す!

 『殺し返してやるニャッ!』

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