小説『フェアリーテイル ローレライの支配者』
作者:キッド三世()

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今回は予告通りR18です。思ったより稚拙な文になってしまっているので嫌な方はバックしてください…




番外編 約束の夜。二人の妖精の契り






エルザと共に評議員に釈放された夜、カイルは少し離れた湖で酒瓶片手に釣りをしていた。
以前ギルダーツに釣りは男のロマンだと言われ、少し興味もあったのだが、それより湖に映る美しい月を見ながら酒を飲み、糸を垂らしボーッとしているのは中々に悪くなかった。


「釣れてるか?カイル」


「いんや、全然」


とつぜん後ろから話しかけられるが、特に驚きはしなかった。
ついて来てるのはだいぶ前に気づいていた。


「釣れなきゃつまらないんじゃないのか?釣りは」


「そうでもねえよ。それに今の俺のメインは釣りより月見酒だからな。お前も呑むか?エルザ」


「ああ、いただこう」


盃は一つしか持ってきてなかったので、持っていた盃に酒を注ぎ、渡す。


「か、カイル……これは…///」


「生憎まだ俺も千里眼は会得してないんでな。お前が来る事は読めなかった。黙ってついて来たお前が悪い。我慢しろ」


まだ少し顔を紅くしているが、杯を受け取り飲み干す。


「ん、いいのみっぷりだ」


「ーーーふっ…相変わらず相当強いの呑んでるな。強い奴は皆よく呑むのか?」


「さあな?まあ強い奴は健啖家ってのは俺の持論だが、酒は別じゃないか?ジュラもそこまで強くはなさそうだ」


聖十の中で、じーさん以外の友人である彼を思い出す。とても強いがあまり酒を嗜むとは聞いた事がない。


「それで?わざわざこんなとこまでついて来て俺に話したい事って何?」


「……………気づいてたか」


「当たり前だ。何年お前と組んでると思ってる」


「そうだったな…………………察しはついてるだろうが、評議員からの依頼についてだ」


「お、そっちか。てっきりジークレインの事かと思ってた」


「そちらは時がくれば嫌でも動かなくてはならないだろう。奴が味方だとしても、な。それよりもあのクエストだ。ホントに受けるつもりなのか?」


「受けねえわけにはいかんだろうが。仮にも聖十なんだ。評議員から特権もらってる代わりにこういった面倒ごとを請け負うのも仕事のうちだ」


「だがお前二年前にあんな目にあったのを忘れたのか!?」


そう、二年前、レスティアには勝利を収めたが、続くオーフィスには完敗を喫し、帰った時にはボロボロだったのだ。


「………………怖いんだ……お前がいなくなってしまうかと思うと……震えが止まらない。お前の事となると、私はティターニアなどではない、ただの女に戻ってしまう。お前を失うかと想像するだけで足元が崩れそうになる」


本当に震えているエルザを見やると、釣竿を置いてエルザに近づき、抱きしめてやる。
少しだが震えが収まった。


「それは本能的な恐怖だ。決して失うな。だが飲み下せ。そして安心しろ。俺は同じ相手に二度は絶対負けねえ。必ずぶっ倒して、必ず帰ってくる。だから安心して待ってろ。俺の心配なんざ百年早え。なんたって俺は……………………


…………………黒の騎士王なんだからよ」


そう言うと、エルザは俺の腕の中で何度も頷く。
かすかに嗚咽を漏らしているが、それでも彼女の表情は笑っていた。


「………カイル……今夜は………離れたくない」


「………………ったく。かなり酒入ってるから加減出来る保証はねえぞ。いいんだな?」


「構わない。むしろめちゃくちゃにしてくれ……お前が私を抱いているんだと私の身体に刻み込んでくれ」















湖から俺の部屋に戻り、お互いシャワーを浴びて身体を清める。
軽い寝具に身を包み、向かい合う。口づけをかわし、少しずつ服を脱がして行く。


「ん……ちゅ……くちゅ……」


「んむ……はっ……あっ……」


胸元をはだけさせ、豊満な胸を揉みしだく。


「はぁっ!!あんっ!!!か、カイル……うまいな……んっ!!今まで……あんっ!!一体何人んぅっ……抱いた?」


「さて?数えてねえよ。ちゅ……」


俺は右手で胸を揉み続け、左手は秘所にあてがい、弄り始めた。


「あっ!!カイル!!ど、同時は……あんっ!!や、やめ……はぁっ!!」


「ぐしょぐしょにしながら言っても説得力ねえよ」


カイルの首に手を回し、キスを続けるエルザ。カイルはエルザの肩をだき、左手は秘所を弄り続ける。


「あっ!!カイル……も、もう……あ、あぁあああぁはあああぁあ!!!!!!!!!!」


指だけで派手にイッたようだ。クリトリスを指で弾いてやる。


「あ!!はぁぁああああああん!!!!」


腕の中でビクビクと痙攣を続けるエルザ。
その声と身体にもう理性が飛びかけていた俺は己の分身をあてがい、中に突き入れようとする。


「か、カイル!!待って!!い、今は、イッたばっかで……敏感だから……はぁっ!!はぁああああああん!!!!」


入れるべく、入り口でウネウネと動かす。少し入れるのに難儀しそうだ。


「おっ!!大きすぎるぅぅぅうううううう!!!む、無理だ!!は、入らない!!入り切るワケが、ぁああああああぁああああああ!!!!!!」


構わずそのまま突き入れた。根元まで一気に突き入れただけでまたイッたようだ。
そのまま動かす。


「あ!!待って!!い、今動かれたらぁああああああ!!!!」


抱くように腰を抱え、動かすカイル。エルザは首に腕を回し、両足をカイルの腰に巻きつけ、離れまいとしている。
が、イキッぱなしのエルザに自我を保つ余裕はなかった。


「痛みにはめっぽう強いティターニアだが……快楽には弱いってか?」


「そっ、そんな事!!はぁっ!!ひぅッ! あっ、ひゃっ、んっ、やっ、あっ、んぁっ、ゃんっ!も、もっと……やぁっ!!はぁん!!」


大きく実ったその胸をブルンブルンと揺らしながら、エルザは激しく乱れる。


俺は身体を支えるのはエルザに任せ、再び両手で胸を揉みしだく。
魔力を込め、感度を極限まであげてやった。


「だ!!だから胸と同時は!!あんっ!はぁっ!!ふぁっ!!だ、ダメ…ひゃァァァァァァァァァァァ! こ、壊れちゃうっ!おかしくなるぅぅぅぅぅぅぅ!」


 両手で腰を掴み、コンコンと子宮口を突いたり、きゅきゅと締め付けてくる膣壁を雁首を使って削ってゆくと、最初はピストンを拒んでいた膣道は柔らかく奥へ奥へと導くような動きに変わり、エルザもピストンで性的快楽を味わい始め、しだいに恍惚の表情に変わり、自分でも更に快楽を求めるように腰をピストンに合わせる様に動かしたり、自分の胸を自慰をするように弄りだした。


「おかしくしてんだ。もっとおかしくなっちまえ!!」


「ぁああああああぁああああああ!!!!ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」


完全に意識がおかしいエルザ。俺もそろそろ限界なので、エルザの口を唇でふさぎ、ラストスパートをかける。


「ふ、ふぐっ!!んむ……んぅ!!んんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!」


「ぷはっ!!え、エルザ。そろそろヤバい。足緩めろ。中で出しちまう!!」


「ぁああああああ!!い、いいんだ!!あっ!!だせっ!!はぁ!!わ、私の中に……ぁあああああ!!ぶちまけてくれぇえええええええ!!」


「くっ!!バカ!!」


 煮えたぎった精液を子宮に流し込まれ、エルザは中出しによる絶頂を感じ、悦びの声と共に果てた。


「!!はひぃ? んんっ! なに? あっ、あついぃぃぃぃ!!! ああああぁぁぁぁぁぁ!!」


身体を仰け反らせ、痙攣するエルザ。
流石の俺も少し疲れた。ベッドに横たわるとその上に力尽きたエルザが覆いかぶさる。


「あっ……あっ、あっ、あぁっ……はぁっ…………はぁっ…………す、すご過ぎだ、バカ……何度も待ってくれって言ったのに……」


「あのなぁ。ヤってる最中に止まれる男なんていないの。その辺は覚悟しやがれ」


「ふふ……そうだな……不思議だ。先程まであれ程乱れていたというのに……今は驚くほど落ち着いている……カイルの胸の上だからか?」


「さあな。その答えはお前にしかわかんないだろうよ…」


「ふっ、そうかもな……ところでカイル。また大きくなってるようだが?」


そう、先程からエルザの豊満な胸を押し付けられカイルは再び興奮していたのだった。


「ああ、まあこの体制だしな。それに俺かなり精力強いから」


「まったく……あれ程出したというのに……だが相棒の欲求をみたしてやるのもまた相棒の務めだろう。」


「お、言ったな?なら俺が満足するまで何遍でも付き合ってもらうぞ?」


「え?!ま、待て!!カイル!!わ、私もあと一回が限界でっふぁあああああぁああ!!!!」


今度は体位を変えて、後ろから突っ込む。
身体を起こし、両手で胸を揉みしだきながら、顔は後ろを向かせ、キスをする。


「はひゃぁっ!んぃぃっ!か、カイル!!カイル!!お願いらから、これ以上激しくしないれぇぇっ!気持ち良過ぎて壊れひゃうぅっ!またイっちゃうぅ!イクぅ!イク!イク!イクぅっ!」


ズチュっ!!


「んはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」





それから、なんども獣のように交わり、部屋の中をむせかえりそうな雄と雌の発情臭でいっぱいになり、エルザは翌日足腰立たなくなってしまい、ギルドを休んだのだった……






















あとがきです。どうも読んでくださってありがとうございました。
次回からまた本編です。皆さんの評価次第で長編がすんだらまたR18で書こうかと思っているのでコメントよろしくお願いします。

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