小説『つぶやき』
作者:あさひ()

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ラセン階段




ラセン階段を上ってたどりつく先は、

地上よりも少し高くなった場所。


考えてもどうにもならないことを考え続けていて

本当にどうにもならないことが分かると、

最終的にはあきらめというか、傍観しているしかないということが分かる。


でも、ラセン階段を見つける前は、私自身十分苦しんでいた気がする。

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