小説『遊戯王GX〜のんびりと逝こう〜』
作者:ルーシャ()

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転成しちゃったぜ!!










なんと無く目が覚めた
まだ眼を開けたく無いのは寝足りないからだろう
涼しい風が吹いている
とても心地よい風だ.............まてよ?なんで俺の部屋にこんな風が吹いているんだ?
俺は閉じていた目を開ける
そこには広大な草原と白いワンピースを来た少女が立っていた

??
「やぁ、おはよう。星川(ほしかわ)静夜(せいや)君」
笑いながら俺に話しかける少女
てか、なんで俺の名前知ってんだ?

静夜
「ここって.........どこ?」
イマイチ状況が理解出来ない俺がその少女に質問をする
少女はフフッと笑ってから言った

??
「おめでと〜静夜君、君は今回の抽選で見事選ばれました、よって君にはこれから『遊戯王GX』の世界に転成してもらいます」
拍手をしながら語る少女

静夜
「は?...........ちょっと唐突過ぎてわからないんだけど、君は誰?」
何かマジで訳わからない

??
「私は神様だよ〜。英語で言うとGOD」
何故英語で言ったの!?

【神様が説明中】

静夜
「つまり、神様の気まぐれでGXの世界に転成させられるってことですか..........何故GX?」

神様
「君が遊戯王好きだから?」
当然の様に語る神様

静夜
「わかりました、別に今のまま生きててもあまり楽しくなさそうなのでお願いします」

神様
「そう言ってくれると思ったよ〜。デッキは今の君のデッキを送るし、カードも一枚しか存在しない様なもの以外はきちんと送っておくから楽しんでね〜。エクシーズやシンクロもできる様にしとくから。それと他にも転成者がいるから仲良くね?では逝ってらっしゃ〜い」
笑顔で手を降る神様

静夜
「ちょ、何か字がちg........ぎゃぁぁぁぁ!!!!」
そのまま地面に穴があき俺はどんどん落ちていった
落ちて行く中でどんどん意識が薄れていき、俺は意識を手放した







??
「.........だから、貴様らにはシンクロ及びエクシーズのテストプレイヤーに.......おい、貴様!!聞いているのか!!」
気持ちよく眠っていたらいきなり怒鳴られた

静夜
「は、はい。聞いてました」
何か勢いで聞いてたって言っちゃったけど大丈夫かな?
てか、この人よく見たら海馬社長じゃ無いっすか
いきなりこんな人に会えるとは思ってなかった

社長
「まぁいい、貴様らにはエクシーズ及びシンクロのテストプレイヤーになってもらう。貴様らにはしっかりとデュエルをしてもらわなくてはならん、だからまずはデュエルアカデミアに入学してもらう。これは前払い報酬と言うやつだ、受け取れ」
そう言って社長は俺ともう一人の少年にデュエルディスクを渡した

社長
「そのデュエルディスクはシンクロやエクシーズに対応できる様に改良されている。好きに使うがいい」
そう言ってそそくさと部屋を出て行く社長
忙しいんだろうな、きっと

??
「え〜と、君は?」
少年が声をかけてくる

静夜
「俺の名前は星川静夜、君は?」
名前を名乗り、少年にも名前を聞く

??
「僕は黒闇(くろやみ)秋人(しゅうと)、秋人でいいよ。よろしく、星川君」
そう言って秋人が手を差し出す

静夜
「俺も静夜でいいよ、よろしくな秋人」
おれもその手をとり握手をする

秋人
「ねぇ、折角だからデュエルしない?」
秋人がデュエルに誘ってきた
何か遊戯王の世界っぽくていいな

静夜
「よし、やろうぜ」
たしかデッキはおれのがあったはず.........あったあった

二人でディスクを構える
それじゃ......

静夜・秋人
「「デュエル!!」」
こうしてこの世界にきて最初のデュエルが始まった

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