おいおいマジかよ。赤ん坊のままにしやがって消えやがった。
さて、このまま大きくなるまで待つのか。ハァー....
[聖生6歳]
「やっと、まともな歳になったか。そろそろ原作でも読んで今後のために準備を始めるか。」
って、原作小説なんてどこにあるんだよ!?ある程度、成長するの待ってたら、すっかり忘れてた〜orz
「聖生、今日はお前の6歳の誕生日だ。」
そんなの知ってるよ。俺は原作に介入するための準備があるのに、原作小説がないことに気づいてこの先に絶望してるんだよ。
いつなんだよ!いつになったら、原作に介入したらいいんだよ。全然わかんねーよ
おい神!いるんだろ、出てこいよ....
って出てこねーしorz
「聖君ももうそんな歳になったのね。早いものね。」
「もうすぐ、小学生だからな。まったく子供が成長するのは早いものだ。」
はぁ〜もう諦めるしかないのか。原作わかんねぇんだし諦めるか。よし、そうと決まったら早いこと普通の子供として生きよう。この外見があればモテるの間違いないし!人生楽しむぞ〜
っうか、転生前の俺の夢ってなんだったんだろうな。わっかんねー
「よし、聖生。今日はパーティーだぞ。近所のイッセー君とイリナちゃんを読んで盛大に祝おうじゃないか。」
「そうね。それがいいわねアナタ。聖生、イッセー君とイリナちゃんを呼んでくるために着替えてきなさい。お母さんは二人の家に電話しておくから。」
「はーい。わっかりましたー」
原作を気にしないでいいとなると、気分も楽だな〜
(おいおい。どこまでも能天気な奴だな。まぁ元がハーレムを築こうとして失敗して、死んでしまったヴァカだからな仕方ないか。クッフッフしかしこの先が楽しみだな。神が約束を忘れると思ったかヴァカが!)
「着替えてきたよーっと」
「聖君早かったわね。」
「まあね。で。今からどうすればいいの?」
「イッセーくんとイリナちゃんを呼んできて頂戴。イッセー君家はご両親も一緒に来てくれるから、しっかり挨拶するのよ。」
「イリナちゃん家のお父さんとお母さんは?」
「イリナちゃん家は、用事があるからイリナちゃんしか来れないみたい。」
「そっか。じゃあ、いってきま〜す」
「いってらっしゃい。車には気を付けるのよ。」
「聖生は行ったのかい母さん?」
「えぇ。いま出て行ったところよ。」
「そうか。今回の誕生日プレゼントは聖生には少し早すぎるんじゃないかな。」
「そんなことないわよ。聖君は頭がいいから、小さいころから文になれるのもいいと思うわ。そのために、子供でも興味が出そうなものにしたんだから。」
「そうだね。きっと気に入ってもらえるはずだね。なんたって、どこを探してもない一点ものだったからね。一目見たときからこれしかないって思ったぐらいだしね。」
「そうよ。二人でこれしかないって、お店で大声を出してしまうぐらいの物だったんだから。」