小説『遊戯王 New Generation』
作者:吉良飛鳥(自由気侭)

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 遊哉、遊星、ブルーノの3人も、Dホイールの明かりだけを頼りに暗闇を進んでいた。
 長い回廊は何時終わりが来るとも知れない。

 「…霧恵がマジでキレたっぽいな。」

 「「は?」」

 突然遊哉が謎発言。
 まぁ、事実この時には霧恵の怒りが沸点突破していたので間違いではない。
 間違いではないが遊星とブルーノにはさっぱりだ。

 「迦神が怒ったのか?」

 「本気でガチで。相手が誰かはしらねぇけどグッバイご愁傷様。」

 「…良く分らないし、祈るのも結構だがハンドルは持った方が良い。」

 「おうよ。」

 なんだかなぁ、である。
 何故遊哉が霧恵の怒りを感じ取れたのかは疑問だが、仮に勘だとしても遊哉の勘は恐ろしいほど良く当たる。
 其の遊哉が暗に『霧恵とシェリーは勝った』と言うのだから大丈夫だろう。

 この3人も兎に角先に進むのみである。











 遊戯王デュエルモンスターズ New Generation Duel81
 『いざ、因縁のデュエル』











 「其れよりも遊星、お前こそどうした?何か浮かない…つーか心配な顔してんぜ?」

 「…流石に分るか?」

 「ったりめーだ。」

 進みながら今度は遊哉が遊星に尋ねる。
 遊星は進みながらも、何かを気にしている様子――主に神殿の外をだ。

 「…埠頭に到着する前に『イビリチュア・プシュケローネ』に足止めを食らっていたんだが、其れを1人の女子が助太刀してくれたんだ。
  プシュケローネの相手を引き受けて俺を先に進ませてくれたが、無事かと思ってな…」

 理由は遊星が埠頭に着くまでの事が関係していた。
 足止め状態だった自分を先に進ませてくれた不思議な格好の少女――其の安否が気になっていた。

 「あの掃滅戦の中でお前を助太刀してくれた女の子?ハッ、そいつぁ最高にクールだ!
  実体化したモンスターに挑むなんぜ中々にクレイジーなお嬢さんじゃねぇか?
  そんだけのガッツがある子だってんなら大丈夫だぜ!信じてやれよ遊星!」

 「…あぁ、そうだな!」

 あまり気にしすぎて神殿内でのデュエルに支障が出ては元も子もない。
 遊哉の一言で、遊星も『あの子は大丈夫だ』と気持ちを切り替え、これからの事1本に神経を集中する。



 「どうやら出口のようだな。」

 更に進むと突如回廊が途切れ、大きな部屋に出る。
 実に大きい、ドーム球場2つは楽に入るだろう。

 「んだ、この無駄にだだっ広い部屋は?つーか明らかに神殿の大きさとあってねぇ!普通に室内でライディングデュエルできるぞこれ!!」

 「確かに神殿の外観からしても此れだけの大きさの部屋が入るとは思えないが…」

 しかし、如何せん大きすぎる。
 神殿が幾ら大きいとは言え、外観の目算から此れだけの大きな空間は内包出来ない筈だ。

 「どうやら此処は圧縮空間のようだ。話には聞いていたが、まさか完成していたとは。」

 「「圧縮空間?」」

 其の疑問に答えたのはブルーノだが、今度は聞きなれない『圧縮空間』と言う単語。
 何のことだろうか?

 「入れ物よりも大きなものを収める為の技術だと聞いている。
  其れを空間レベルで使えば、外からは平屋の一軒立てにしか見えない家が、中は大邸宅という事もできるらしい。」

 「空間圧縮…凄い技術だな。」

 「つーかド○え○んの未来技術じゃね?」

 …何れにしても凄い技術のようだ。



 其れは兎も角として、暗い回廊の末の大部屋。
 得てして、こう言うフロアには敵が待ち構えているものだ……が、姿は見えない。

 「どう考えても居そうなんだが…仕方ねぇ。」

 「!!ブルーノ、耳を塞ぐんだ!」

 「なに?」

 「いいから塞ぐんだ!幾らサイボーグのお前でも集音機能に異常がでるかもしれない!」

 「!!分った。」

 で、遊哉が何をするのかを察した遊星はブルーノに耳を塞ぐように言う。
 ブルーノも其れに従い、同時に遊哉が何処から取り出したか拡声器装備。
 そして、思い切り息を吸い込み…

 『オラ゛ぁぁぁぁぁぁ、隠れ゛てねぇで出てこいや゛アホンダラゲェ!!俺等に゛持久戦なんぞ通じねぇ!!
  出てこねぇと、アグニ召喚して部屋ごとブッ飛ばすぞごるあぁぁぁぁぁぁ゛!!!!』

 悪役全開の音割れ拡声器攻撃!
 部屋に反響しまくって偉い事になってるが何故に叫んでる本人は無事なのかは大いに謎である。

 「やかましい!鼓膜を破る気か!」

 その絶叫に呼ばれる形でディックが。
 このフロアを護るのはディックだ。

 雪花に操られているとは言え、其の巨体は矢張り迫力がある。


 「ハッ、テメェがこのフロアの守人か!」

 「お前達の目的がなんであろうと、思い通りになどさせない!」

 現れたディックに対して、遊哉と遊星は、即刻気勢を上げる。
 マダマダ若い2人は、既にデュエルする気満々。

 だが、其の2人とは少々違うのがブルーノだ。
 ディックを前にしながらも微動だにしていない。

 「久しいなディック。」

 「貴様は…クタバリ損なったかブルーノ…!」

 因縁の相手なのだ。
 ブルーノはディックによって選手生命を絶たれた。
 リハビリとサイボーグ化で回復したとは言え、目の前に怨敵が居るとなれば冷静ではいられないだろう。

 「今更お前達の目的を聞こうとは思わない。だが、あの時の借りはキッチリと返させてもらうぞ!」

 「ふむ…出来るかな貴様に?」

 大凡操られているとは思えないディックの言動と行動。
 おそらく『そう言う風』に操っているのだろう――遊哉達もディックが操られているなど微塵も思っていない。

 「自らを機械化してまで生き長らえたのはお前達の野望を食い止め、私のような目に遭う人間を二度と出さない為。
  そしてディック、お前をこの手で倒す為だ。」

 「ならば応えよう。」

 そう言った瞬間、部屋が揺れ変形を始める。
 床に区切りが現れ、そして直線と曲線が入り混じった歪んだ環状のものが出来上がる。

 「此れは…サーキットか?」

 「マジで室内でライディングデュエルする気かよ!!」

 現れたのはライディングデュエルに使うサーキット。
 スタンディングデュエルではなくライディングデュエルでとのことなのだろう。

 「さて、準備は完了した…誰から来る?それとも3人まとめてか?私はどちらでも構わんぞ。」

 「誰からって…そりゃあな?」

 「あぁ、言うまでも無いな。」

 挑発じみたディックのセリフを軽く流し、遊哉と遊星はブルーノを見る。
 『3人まとめて来い』とでも言われたらそうする心算だったが、『誰から』と言われたらタイマンで受けるが常識。
 そうなれば、ディックに挑むのはブルーノ以外には居ないだろう。

 怨敵との遺恨清算はしておくべきだ。

 「頼むぞブルーノ。」
 「借りを…そうだな120倍位にして返してやれや!」

 「其の心遣いに感謝するぞ2人とも。必ず奴を倒して見せよう。」

 と言う訳で出るのはブルーノ。
 スタート位置にDホイールを着ける。
 同様にディックもだ。

 遊哉と遊星は追走してデュエルを観戦するらしい。


 「馬鹿な奴だ、むざむざやられにくるとは……今度はしくじらん、其の身体くず鉄に変えてやろう。」

 「私の内部フレームは特注の特殊合金製だ、易々とはスクラップにはならない。」

 デュエル前の舌戦も一歩も退かない。
 緊張感が高まる……が、

 「おっさん一つ質問!!」

 遊哉が律儀に手を挙げて質問。

 「なんだ?」

 「いや、サーキットが出来て室内ライディングデュエル――其れは良いんだけどよ……スタートシグナル何処よ?」

 「「「あ。」」」

 素朴だが大事な事であった。
 言われてみればスタートシグナルが何処にも無い。

 デュエルレーンを走行中に持ちかけられたライディングデュエルならそのままデュエルに突入だろうが、固定スタートともなると合図は矢張り必要になる。

 「若しかしてねぇのか?」

 「……無い!」

 「ガチでねぇのかオイ!!ったくしゃーねーな…」

 思わず本気で突っ込みながらもDホイールを2人の前に移動し、ポケットから何かを取り出す。

 「シグナル代わりだ。コイツが床に落ちたらスタートだぜ?」

 取り出したのはデュエルでのコイントスに使うコイン。
 要は此れをスタートシグナルの代わりにしようというのだ――まぁ、他に方法も無いだろう。

 「構わん。」

 「私も依存は無い。」

 「んじゃ、行くぜ!」

 コインが弾かれ空を舞う。
 激しく回転しながら舞い上がり、そして落下を始める。



 ――キンッ…



 床に落ち、乾いた金属音が鳴った瞬間…

 「「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」」

 2台のDホイールが飛び出す!

 「俺達も行くぜ遊星!!」

 「あぁ!」

 遊哉と遊星も其れに続く。



 先行するのはブルーノ。
 ディックの機体は大会の時同様の高強度、強馬力設定らしくトップスピードに乗るまでに時間が掛かるようだ。
 それではスピード特化型のブルーノには敵わない。

 「お先にな、おっさん!」

 それどころか追走者である遊哉と遊星にまで抜かれてしまった。
 こうなると、第1コーナーはブルーノが楽々奪取するわけで…


 「「デュエル!!」」


 ブルーノ:LP4000   SC0
 ディック:LP4000   SC0


 アッサリとブルーノ先行でデュエル開始。

 「あのおっさんは如何してあんなにスピードが出難い機体使ってんだ?」

 「あの機体だと大抵の相手に先攻を譲る事になると思うんだが…」

 「だが、其の分トップスピードに乗った後は機体同志をぶつけるラフプレーで強さを発揮する設計だ。
  デュエルが長引けば此方がマシンクラッシュに持ち込まれかねない。」

 ディックの機体に疑問は残るも、恐らくはブルーノの言う事で正解だろう。
 因みに、遊哉と遊星は邪魔にならないようにブルーノの少し後ろを走っている。

 ともあれデュエル開始!


 「私のターン!『TG カタパルト・ドラゴン』を守備表示で召喚。」
 TG カタパルト・ドラゴン:DEF1300


 「TG カタパルト・ドラゴンの効果発動。1ターンに1度手札からレベル3以下の『TG』のチューナを特殊召喚出来る。
  私はこの効果で、手札からレベル3のチューナーモンスター『TG ジェット・ファルコン』を特殊召喚する!」
 TG ジェット・ファルコン:ATK1400


 遊哉と遊星、霧恵に匹敵する速攻でシンクロの素材を揃える。

 「手加減はしない!レベル2のカタパルト・ドラゴンに、レベル3のジェット・ファルコンをチューニング!
  リミッター解放、レベル5!レギュレーターオープン!スラスターウォームアップ、OK!アップリンク、オールクリア!
  GO、シンクロ召喚!カモン、『TG ハイパー・ライブラリアン』!」
 『ハァァァ!』
 TG ハイパー・ライブラリアン:ATK2400


 「そして、ジェット・ファルコンの効果!このカードがシンクロ素地として使用されて墓地に送られた場合相手に500ポイントのダメージを与える!」

 「ぐぬ…小賢しい手を…」
 ディック:LP4000→3500


 1ターン目から帝と同攻撃力のシンクロモンスターを呼び出し、ダメージまで与えたのは良いスタートだろう。

 「カードを2枚セットしてターンエンド。」

 「私のターン!」


 ブルーノ:SC0→1
 ディック:SC0→1


 「私は『セブンヘルズ・傲慢のプラウド』を攻撃表示で召喚!」
 セブンヘルズ・傲慢のプラウド:ATK1600


 返しのターンでディックが呼び出したのはボロボロのローブを纏って手に大鎌を携えた悪魔。
 何とも不気味だが、遊哉は別の事が気になった。

 「機皇帝じゃねぇだと?」

 其のモンスターだ。
 ファントムが絡んでいる以上『機皇帝』が来ると思っていたのだろう。

 「俺達のアクセルシンクロと迦神のダブルーチューニングのせいかもしれないな。
  少なくとも俺達に対して機皇帝のシンクロキラーの絶対的アドバンテージはもう無いからな。」

 「成程、なら納得だな。」

 其れも遊星の読みで氷解だが。


 「更に私のフィールドに『セブンヘルズ』と名のつくモンスターが存在する時、手札の『セブンヘルズ・色欲のラスト』を特殊召喚出来る!」
 セブンヘルズ・色欲のラスト:ATK1200


 デュエルは続き、ディックもブルーノに負けじとシンクロの素材を揃える。
 しかも此方はレベル7となる素材だ。

 「レベル4の傲慢のプラウドに、レベル3の色欲のラストをチューニング!
  神に背きし罪を犯した罪人よ、其の罪を世界に撒き散らせ!シンクロ召喚、食い散らせ『セブンヘルズ・暴食のグラトニー』!」
 『Gyaaaaaa!!』
 セブンヘルズ・暴食のグラトニー:ATK2700


 呼び出したのはプラウドに酷似した悪魔だが、此方の方が体が一回りほど大きい。
 攻撃力もライブラリアンを上回っている。

 「ハイパー・ライブラリアンの効果!フィールドにシンクロモンスターがシンクロ召喚された時カードを1枚ドローする。」

 攻撃力は超えられても効果で手札を増やすブルーノ。
 そして其の顔に攻撃力を超えられた焦りは無い。

 「行くぞ…バトル!暴食のグラトニーでハイパー・ライブラリアンに攻撃!『リバーシブル・サンド』!!」

 口から砂を吐き出し、其れがハイパー・ライブラリアンを襲う。

 「甘いぞディック!トラップ発動『TGC−X360』!
  私の場に『TG』と名の付くモンスターが存在する時、相手モンスター1体を選択して発動する!
  選択したモンスターは攻撃できずに、効果は無効となり攻撃力は300ポイントダウンする!」

 「なんだと!?」
 セブンヘルズ・暴食のグラトニー:ATK2700→2400


 其の攻撃はトラップでシャットアウト。
 無数の鎖がグラトニーを拘束し其の身の自由を奪い、攻撃力もダウンさせる。

 「く…カードを1枚伏せてターンエンドだ。」

 「エンドフェイズにトラップ発動『TGR−R2031』!
  私の墓地からレベル4以下の『TG』を特殊召喚する……カモン『TG ジェット・ファルコン』!」
 TG ジェット・ファルコン:ATK1400


 更にエンド発動でチューナーを呼び出す。
 手札にシンクロの素材となるモンスターが居るのだろう。
 デュエルは完全にブルーノがペースを握っている。

 「私のターン!」


 ブルーノ:SC1→2
 ディック:SC1→2


 「私は『TG レアメタル・サーペント』を召喚!」
 TG レアメタル・サーペント:DEF500


 「レベル2のレアメタル・サーペントに、レベル3のジェット・ファルコンをチューニング!
  リミッター解放、レベル5!ブースターランチ、OK!インクリネイション、OK!グランドサポート、オールクリアー!
  GO、シンクロ召喚!カモン、シンクロチューナー『TG ワンダー・マジシャン』!」
 『てい!』
 TG ワンダー・マジシャン:ATK1900


 「ワンダー・マジシャンの効果!シンクロ召喚に成功したときフィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊できる!
  私はお前の伏せカードを破壊する!更にレアメタル・サーペントはシンクロ素材となって墓地に送られ時カードを1枚ドローできる!
  そして、ハイパー・ライブラリアンの効果でも1枚ドローする!」

 「く…『罪の洗礼』が…」 

 「矢張り攻撃反応型の迎撃カードだったか…」


 新たにシンクロし、相手のカードを破壊し、モンスター効果で2枚のドロー。
 正に隙がない。

 しかも呼び出したのはシンクロチューナー。

 「来たかシンクロチューナー…!」

 「やるんだなブルーノ!」

 其の答えは1つしかない。

 「勿論だ!行くぞ、クリアマインド!」

 アクセルシンクロだ。
 クリアマインドが発動し、独特のフィールドが出来上がる。

 「レベル5シンクロモンスター、ハイパー・ライブラリアンにレベル5シンクロチューナー、ワンダーマジシャンをチューニング!
  リミッター解放、レベル10!メイン・バスブースター・コントロール、オールクリアー!
  無限の力、今ここに解き放ち、次元の彼方へ突き進め!GO、アクセルシンクロ!!」


 ――キィィィン…バシュゥゥゥン!!


 「消えた…!!」

 「まぁ、そう見えるだろうがちげーよタコ!」

 「あぁ、ブルーノは光を超えたんだ!」

 消えたブルーノに驚くディック。
 大会でも見てはいたが、観戦してたのと実際に戦いで見るのでは違うのだろう。

 ブルーノが消えた数瞬後、後方から光が迫る。
 其れは進化完了の合図だ。

 「カモン、『TG ブレード・ガンナー』!」
 『ウォォォォォォォォ!!』
 TG ブレード・ガンナーATK3300


 前に遊哉&遊星組とデュエルしたときとは違う緑を基調としたカラーリングの機械戦士が現れる。
 其の目が一瞬赤く輝き、グラトニーを射抜く。

 其れはまるでブルーノの意志を表しているようにも見える。

 「凄い気迫だな…行けブルーノ!」

 「気合充分か?HA最高にクールでスタイリッシュだぜ!」

 遊星と遊哉も其の気迫を感じ取ったのだろう、夫々エースを送る。
 それにブルーノは無言で頷く。

 本より負ける心算は無い。
 まして相手は自分が人間を捨てる原因となった存在だ、負ける事など出来ない。

 「懺悔の時間だディック!さぁ、お前の罪を数えろ!!」















   To Be Continued… 






 *登場カード補足



 TGC−X360
 永続罠
 自分フィールド上に「TG」と名の付くモンスターが表側表示で存在する場合に、相手モンスター1体を選択して発動する。
 選択したモンスターの効果は無効となり、攻撃力は300ポイントダウンし攻撃できない。
 また、選択したモンスターは表示形式を変更できない。



 TGR−R2031
 通常罠
 自分の墓地からレベル4以下の「TG」と名の付くモンスター1体を選択して発動する。
 選択したモンスターを自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚されたモンスターは、シンクロ召喚の素材となった場合ゲームから除外される。



 罪の洗礼
 通常罠
 自分フィールド上の「セブンヘルズ」と名の付くモンスターが攻撃対象になった場合に発動できる。
 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
 このカードは発動後墓地に送られずゲームから除外される。


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