小説『少年は職員です(旧フェアリーテイルでがんばるお話)』
作者:ビタミンふぁいぶ()

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前回のダイジェスト

エルさんは乙女だった


→な、何だってー!!


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雷君と俺の関係




ミーさんに呼ばれてギルドの仕事を手伝っている途中

「おい、ユー」

雷君に呼ばれた
確か名前はラスク
きっとそれだ
実は俺ギルドに入る前雷君と一回あっているのだ
雷君と会ったのは大体2年位前だ





回想スタート

ドラゴンちゃんが去って数日たったとき雷君を見かけたのだ
雷君が勝負を吹っかけてきたのでドラゴンちゃんにおいてかれた俺はストレス発散のためその挑戦を受けた
そこからが雷君にとっても俺にとっても地獄だった


まず俺が雷君にイオナズンを唱えた
地面から盛り上がってくる爆発を雷君はよけた
その瞬間俺はすばやく雷君の後ろに回りこみ(秒速9913012028028028038292km)
雷君が出てくるところに手を構えておく

雷君俺の手に当たる

雷君押し戻される

イオナズン発射

チュドーン

雷君は灰になった

焼け焦げた大地
燃える草原
灰になった雷君

雷君はぎりぎり生きていたので大丈夫かと思ったので
どこか行こうとしたとき

ガツン

ナニカにぶつかった
そう、それは見えない壁
見えない壁から出ようと魔法を使おうとしたとき

魔法が使えない

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やばくないか?

思い出して欲しい主人公のステータスを
魔力と速さがテラチート
hpと耐久がチョイチート
知能と力がごみだということ

魔法が消えるつまり
主人公は早いだけのサンドバック
しかも見えない壁が展開されている範囲はかなり狭い
速さも生かせないとなると

ただのサンドバック状態


そこからの記憶は飛んでいるので思い出せない
覚えているのは長髪くんにぼこぼこにされたことくらいだ

で、きずいたら雷君とそこそこ仲が良くなっていた


回想終了


「おい、ユーきいてんのか」
「うん、聞いてる聞いてる」

と、まぁ話すくらいには仲良くなっていた
ちなみに雷君といるのは2階だ
2階はsランク以下の人は入ってはいけないらしいが
俺はギルド職員なのでぜんぜんおkなのだ
しかも2階はマフラー(ナツ)が来ないので
結構羽が休めるところなのだ

「俺は爺の代わりにこのギルドを収める
今のギルドはほかのギルドになめられすぎている」

といけねぇ話し聞いてなかった
えっと、用は自分がギルドを収めたいと

「いいんじゃない、お前が納めたほうがいいよ
(俺が首にならなくてすむ確率が上がるから)
強いギルドの方がやっぱりいいし
(闇ギルドに狙われなさそうだし)」

「とめないのか!?」
「何でとめるんだ?」

こいつマスターの孫なんだからギルド収めるんじゃないのか?

「・・・・・・・・・・・・・」
なんか、雷君黙ったんだけど
どうしようか?
「お〜い、大丈夫か?」

「っああ、俺はクエストに行ってくる」
「おお、いってら〜」

なんか、機嫌よさそうだけどなんかあったのか?
まあいいや仕事しよ仕事
結構楽しいし


side ラクサス

ギルドの2階に上がるとそこにはユーがいた
ユーは俺が戦った中で一番強いと確信できる
ギルダーツよりも爺よりも


こいつと戦ったときちょっと魔力量が多い魔道師だと思っていた
実際は違った
魔道師100人分くらいの魔力を使って魔法を放ったとき
驚愕した
詠唱や魔方陣を使わず魔法を使う
そんなことを使用ものなら魔道師100人どころか1万や10万人に膨れ上がってしまう
そんなむちゃくちゃなことをやっているのに本人は何事もなかったかのように普通にしていた
それだけでも驚いたのにそこからも驚いた
地面が割れたのだ
どれだけすごい魔法でも自然にあるものを使って魔法を使うなんて出来るはずがない
ましてや地面を使って魔法だなんてでたらめにも程がある
そんなことを考えているうちに地面から光が見えてきていた
何が起こるかはわからないが急いでその場から離れた
ぎりぎり離れれそうだと思っていると
背中に強い衝撃が来た

(なっ)
後ろを振り返るとさっきまで前にいたはずのあいつが後ろにいた
ありえない
雷の速さで動く俺に追いつくなんて
そう思いながら爆炎の中に入っていった


あのあときずいたらユーとそこそこ仲良くなっていた
あのときから数年ユーはギルドの職員になっていた

ユーにはあれだけの魔力に速さがある
そういって何度も雷神衆に誘った
だが、あいつは首を縦に振らなかった
なぜか理由を聞くと

「もう、疲れたんだよ」

その一言だった
そのとき気がついた
あれだけの力があるにギルドに入っていなかったわけを
おそらくいろいろあったのだろう
あれだけの力だ、嫉妬されたりするだろう
恐れられたりしたのだろう
あいつは一人の時あんな笑顔をしたりはしない←(営業スマイル)
あいつが一人のときどことなく悲しそうだった←(そのとき、近所のグラマスなおねーさんに
                       襲われそうになった帰り)
そんなあいつが俺のやりたいことを言うと軽蔑するだろうか?
初めてあんなに仲が良く慣れたのだ
嫌われてしまうのは少し寂しい
が、やらなければいけないのだ
俺は、このギルドを・・・・・
そう思い俺はユーに俺の野望を話した

するとユーは

「いいんじゃない、お前がおさめた方がいいよ
強いギルドの方がいいし」

こういった
てっきりとめるのかと思っていた俺は
声を荒げて「とめないのか!?」というと

「何でとめるんだ?」

こう返してきた
初めて自分の野望を肯定してくれた
否定の言葉ばかり聴いてきた俺はこの言葉が胸に響く
自分を肯定してくれる存在
否定されないという安心感
自分という存在が始めて人に認められたような気がした

ユーが呼んでいる
初めて自分を認めてくれた存在
ラクサスという自分を見てくれた存在


心が軽い
ギルドの事ばかり考えていたためいつのまにか張り詰めていたのだろう
自分という存在を見てくれる友に見送られながら
俺はクエストに向かった



おまけ

「ミラ、なぜユーを誘おうとしたときとめた」
「とめたわけではないわ、ただユー君に手伝ってもらいたかっただけで」
「別にユーじゃなくても良かっただろう!!」
「そうね、ユー君じゃなくても良かったわ」
「なら」
「けどね、



好きな異性と一緒にいたいと思うのは変なことじゃないでしょ?」



「っユーは私のものだ」
「エルザの物でもいいわ
けど、ユー君が私を見てくれるなら」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


こんな話があったそうだ


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次回

「なんで、ミーさんの部屋?」

ガチャ←(鍵のかかる音)

「み、ミーさん?」


アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なんてことにはならない

-9-
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