小説『君が死んだ日【完】1000hit達成!!』
作者:ハル()

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ハッ ハッ ハッ…


気づいたときには外へかけだしてた。

立ち止まろうと思っても体は前へ進むばかり。一歩ずつ、一歩ずつ矢木矢さんの家から距離を置いていく。




嗚呼―――――。











見なければ、見てはいけないもの、だった。
あの手紙は。
他人の秘密ごとなんてけして。


見てはいけないものだった。













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